時代を率いる証人
ヨシュア1:1~9 あなたの一生の間、だれひとりとしてあなたの前に立ちはだかる者はいない。わたしは、モーセとともにいたように、あなたとともにいよう。わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない。(5)
定刻礼拝のための讃美 / 252番 うたえうれしく
みことばを持って一日中祈るとしたら、どれだけ幸せでしょう。みことばを少しだけでも黙想することのできる時間は、最高の時間になるはずです。みことばを受けて「神様がなぜこのみことばをくださったのか」「このみことばの意味は何か」少しだけ考えても大丈夫です。重要なことをするときに、みことばを思い出して少しだけ祈れば良いのです。またあるときは、重要な課題を持って期間を決めて祈るならば、答えがくることを確認することができます。みことばは生きているので、必ず証拠がやってきます。この味を知るならば、伝道も簡単になります。これが、伝道者の生活の核心です。
1. 見た人
ヨシュアは、モーセとともにおられる神様を見た人です。どんなものも、モーセとともにおられる神様に勝つことはできませんでした。ヨシュアは、モーセとともにおられた神様の力を信じて、「雄々しくあれ」というみことばを握りました。ヨシュアは考えて祈る生活で証拠を見た人です。私たちがモーセのようにみことばを握っているならば、一日の日課で何をするべきかが見え、問題を持った人も見えます。生活で神様の証拠を見れば、教会問題、現場問題、経済問題を乗り越えて、他の人に私たちとともにおられる神様を伝えることができます。
2. 持っている人
ヨシュアは、神様の力を見ただけでなく、持っている人でした。ヨシュアがカナンの地に入る時に、ヨルダン川が分かれ、エリコの城壁が崩れる答えを体験しました。ヨシュアは、神様がイスラエルをエジプトから出された奇跡を見たため、その時と同じ信仰を持っていました。ヨシュアが信仰を持って行く道に、日と月が止まり、カナンを征服する答えを受けました。
3. 伝える人
神様は、ヨシュアがカナンの地に行く時に「強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。」と言われました。これは、私たちが戦わなければならない対象が確かにいるからです。そのため、世の中に出て行ってうろたえることなく、揺れることなく、サタンの攻撃にも恐れるなと言われました。一生涯、私たちの前に立ちはだかる者はいないと言われたみことばを握って不信仰を捨てれば良いのです。私たちが行く道に、福音ゆえにすべてのものが生かされる答えを見るでしょう。
- 今日の祈りの手帳のみことばの中で、私が握るみことばがあったら少しだけでも黙想してみましょう。浮かんでくる考えを祈りにつなげてみましょう。生活の中で神様の働きを味わう祝福の日となることを願います。
核心訓練メッセージ / 2010.11.20