世の中を越える力
創39:1~6 主がヨセフとともにおられたので、彼は幸運な人となり、そのエジプト人の主人の家にいた。(2)
定刻礼拝のための讃美 / 455番 主にすがるわれに
世の中に出て行くと、人々の中で彼らと同じ条件で、同じ状況で生きていかなければなりません。そのため、目には見えない霊的な力が絶対的に必要です。霊的な力は、神様が私たちとともにおられるインマヌエルから来るからです。私たちは、インマヌエルの祝福を現場から見つけなければなりません。
1. 族長時代を生きた神様の人
族長時代に、アブラハムは神様とともにいる力を見つけ出しました。故郷を離れて他の地へと移ったアブラハムに、さらに大きな苦しみがやってきました。自分が生きていくことも大変な状況だったのに、だれも知ることのできない力を見つけ出したアブラハムは、318人のしもべを治める答えを受けました。アブラハムを通して恵みを受けたイサクは、一年に他の人たちよりも100倍の祝福を受けて、泉の根源を得、さらに広い地を得るようになりました。この祝福を悟ることができなかったヤコブは、悟る時まで困難に巻き込まれました。しかし、幼い頃からこの力を悟ったヨセフは、奴隷に売られても、監獄にいてもヨセフとともにおられる神様を味わいました。今も神様は私たちとともにおられ力をくださいます。
2. 出エジプトと捕虜時代を生きた神様の人
神様が力の御手でモーセとともにいると言われました。そして、この力を持ったモーセを先に立て、イスラエルの民をエジプトから救い出されました。そして、この力を持ったヨシュアとカレブを通して、イスラエルの民はカナンの地に入るようになりました。この力を回復すれば、苦しみがやってきても大丈夫です。ダニエルは、捕虜として捕らえられた時も、偶像の前にささげられたものは食べないと心に決め、死ぬと分かっていても偶像崇拝をしませんでした。なぜならば、神様がくださる力を持っていたからです。私たちは、今、教会と地域と次世代の前で重要なことを多く残しています。このようなことを成し遂げるためには、ただ福音の中で得る力が必要です。
3. 初代教会時代時代を生きた神様の人
この力を確信した人たちが集まったのが初代教会でした。初代教会の信徒たちは、キリストに対する結論が確かでした。世界福音化という結果と、聖霊に満たされれば地の果てにまで証人となるという過程を知っていました。この祝福を知っている人たちが出会えば、世界福音化は成し遂げられます。
- 一日に10分だけでも神様のくださる力を考えるならばみわざが起きて、一日中この祝福を味わうならば健康も回復して奇跡が起きます。私はこの祝福をどのように味わっていますか。
産業宣教メッセージ / 2010.11.20