アイデンティティーに関する信仰
ローマ8:28~39 私はこう確信しています。死も、いのちも、御使いも、権威ある者も、今あるものも、後に来るものも、力ある者も、高さも、深さも、そのほかのどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。(38~39)
定刻礼拝のための讃美 / 305番 春風そよふくごと
私たちは、神様がキリストの血の値で買われた神様の子どもです。それならば、私たちには何も問題になることはなく、すべてのことがもう解決されたのです。私たちに必要なことは信仰です。イエス・キリストを信じる信仰によってすでに救われたのですが、どのような信仰が私たちに必要なのでしょうか。私のアイデンティティーに関する信仰です。私たちが救われたにもかかわらず、少し苦しく、貧しく、問題があるかもしれません。しかし、イエス・キリストを信じる瞬間、神様の子どもになったために、もう問題は問題ではありません。私たちのアイデンティティーに関する信仰を逃してはいけません。
1. 心で信じる信仰
神様の力を信じる信仰の中で、私のアイデンティティーが出てきます。神様は、神様の子どもにすべてのものを働かせて益としてくださると言われました(28節)。また、キリストをくださった神様が、神様の子どもにすべてのものを与えてくださると約束されました(32節)。どんな問題、どんな状況でも、キリストの愛から私たちを引き離すことはできないと言われました。神様の約束を心で信じる信仰ですべての状況を乗り越えなければなりません。
2. 実践する信仰
イエス様が「ただ聖霊が臨まれると力を受けて、地の果てにまで証人となる」と約束されました。あまりにも弱く、力のなかった初代教会でしたが、この約束を握って祈ったら、みことばがそのまま成就されて世界を征服するようになりました。それならば、私たちはどのようにするべきでしょうか。信じて祈れば良いのです。朝起きて「今日、一日中聖霊で満たしてください」「世の中を生かす力を得る一日としてください」と約束を握って信仰で祈れば良いのです。そして、昼は、神様が行われる答えを確認し、夜には答えられたことを「祈りの手帳」に整理してください。これを、実践する信仰といいます。
3. 挑戦する信仰
神様の計画に間違いなく、神様が許されるならば、私たちは何でもすることができます。私たちが苦しみにあったり、失敗したとしても、全く問題にはなりません。教会らしい教会、地域を生かす伝道する教会、次世代を生かす教会、世界宣教と文化を変える時代を生かす教会、これは、神様の子どもが挑戦しなければならない当然で、必要で、絶対的なことです。
- 私はだれなのか。神様はだれなのか。私のアイデンティティーに関する信仰を黙想して、記録して祈りましょう。
新しい家族修練会3講 / 2010.11.16