幕屋の奉献
出40:1~9 主はモーセに告げて仰せられた。「第一の月の一日に、あなたは会見の天幕である幕屋を建てなければならない。その中にあかしの箱を置き、垂れ幕で箱の前を仕切り、 (1~3)
定刻礼拝のための讃美 / 187番 罪は緋のごと
世の中を生きるには、多かれ少なかれ苦しみがあります。その中で、ほとんどの人が経験する苦しみが、経済問題です。イスラエルの民も、荒野でつらい生活をしました。衣食住の問題と、先が見えない未来の旅程は、彼らをもっとつらくさせました。しかし、神様は献金して幕屋を建てなさいと、イスラエルに命じられました。お金と経済は異なって、お金があっても経済を知らなければ、問題が生じます。経済は、「道理を成すこと」という辞書的な意味があるように、「神様との道理を成すこと」が献金です。神様の前で、私の中心をささげる中で、物質をささげることが献金です。私たちは献金から来る祝福を、どのように味わって、どのようにささげなければならないのでしょうか。
1.毎日味わうべき幕屋の祝福
人生の中で、時にはつらい山を越える間、毎日のように神様が与えられる力を得なければなりません。本文は、神様が幕屋を通して、神様が与えられる力を説明しておられます。「あかしの箱、ともしび皿、香の壇、全焼のいけにえの祭壇、洗盤、垂れ幕、そそぎの油」、これらすべての幕屋の中のものは、キリストを預言します。これを一言で要約するならば、神様が与えられる真の力を得なさいということです。世の中に勝つことのできる唯一の道は、幕屋を中心に、インマヌエルの祝福を味わうことです。神様は毎日与えられる新しい恵みを毎日知って味わうことを願っておられます。神様の約束を昨日逃したとしても、今日再び握って、逃してはなりません。
2.人間に確実に必要な霊的な祝福
救われた神様の人に与えられた祝福があります。みことばを通して私たちとともにおられる父なる神様、すべての問題を解決するために、キリストとして来られた子なるイエス様、実際の力で働かれる聖霊なる神様、三位一体の神様が、まさに私の神様だということです。また、私たちの背景は、天にあります。天国を背景にして、みことばを握って祈るたびに、神様は主の使いを私たちより先に遣わされます。それだけではなく、幕屋中心に生きることを喜ばれ、私たちが礼拝の時に、主の御名を呼び、暗やみの勢力に勝つ地の権威も霊的な祝福として与えられました。霊的な力を持って、神様の計画の中で祈りの奥義を持っているならば、結局、カナンは征服されます。その時、経済回復の門も開かれます。そのため、霊的な祝福を回復することが、何より重要です。
- 毎日、幕屋の祝福を見つけて味わいますように。神様が与えられる真の力が私を導かれますように。霊的な回復から経済回復まで、約束通りに成就されることを祈ります。
インマヌエル教会 聖日1部 / 2010.11.14