福音体験
Ⅰテサロニケ1:2~5 なぜなら、私たちの福音があなたがたに伝えられたのは、ことばだけによったのではなく、力と聖霊と強い確信とによったからです。また、私たちがあなたがたのところで、あなたがたのために、どのようにふるまったかは、あなたがたが知っています。 (5)
定刻礼拝のための讃美 / 344番 この目に何も見えずとも
伝道者の生活とは、信仰生活で祈りとみことば、伝道を当然ながら味わう生活を意味します。本文には、福音がことばだけではなく、力と聖霊と強い確信とによったと書いてあります。福音が力として、霊的な力として体験できてこそ、問題があっても揺れずに、時代を生かすことができます。福音の力を味わうことが、伝道者の生活です。それならば、伝道者の生活を具体的にどのように始めれば良いのでしょうか。
1.神様の基準 (力)
私たちは、自分の基準ではなく、神様の基準ですべてを見ることができなければなりません。自分のレベルで不可能なことも、神様の力で可能です。聖書の神様の人々に起きた奇跡は、神様の基準から見ると、当然ながら起きることでした。契約の成就は、当然であり、必然的であり、絶対的な神様の働きであるためです。この目を持っていると、神様の時刻表は当然ながら来るでしょう。
2.神様の方法 (聖霊)
私たちは、キリストが十字架で「完了」された契約を握らなければなりません。私たちが今日、この契約を握るならば、すべての暗やみの勢力は離れ去り、聖霊が働かれ、御座の祝福が臨みます。この時、みことばが成就します。神様のみことばは、天地を創造されたみことばであり、生きていて力があり、みことばを読む者と聞く者、守る者が祝福を受けます。そのとき、証拠が与えられ、成り立つ伝道もはじまります。
3.神様の時刻表 (大きな確信)
今、私たちは本格的な伝道者の生活を回復する時刻表の中にいます。神様の時刻表を見ると大きな確信が生まれます。神様の時刻表を見るためには、神様の導きを受けなければなりません。その中で、伝道者にとってもっとも重要な時間が、朝です。目を覚ますと、その日のスケジュールのために祈りを始め、深い呼吸と簡単な運動で一日を始めることをお勧めします。昼には、神様が与えられた祝福を確認し、夜には、今日受けた答えを、今日のみことばと祈り、伝道を通して整理する時間を持たなければなりません。私たちが何を持っていて、何を味わっているかによって、見るものが変わります。
- 福音を聞いているだけですか。それとも、霊的な力として味わっていますか。私の生活を点検しながら、うまくできない部分を探して、新しく信仰によって挑戦しましょう。
世界Remnant文化宣教大会1次 / 2010.11.3