インマヌエルに集中しなさい!
詩 23:1~6 主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。(1)
定刻礼拝のための讃美 / 500番 めぐみふかき主のほか
伝道者の生活の核心は、神様が私とともにおられるという祝福を実際に味わうことです。私たちの生活がインマヌエルから離れて分散しているので、もう一度、インマヌエルに集中しなければなりません。これが伝道者の生活です。伝道者の生活に集中すれば答えられます。問題がいやされ、私が生かされます。これが多くの答えと働きより重要なことで、ささいなことから味わう祝福の実です。インマヌエルに集中するために何からはじめるべきでしょうか。
1. みことばから握らなければなりません
みことばを握るということは聖書を多く読みなさいという意味ではありません。占い師が占うように聖書を見つけて信じてついていきなさいということでもありません。アブラハム、ヨセフ、モーセの時代には聖書もありませんでした。彼らは創世記3章15節を知って握りました。福音に対する一節のみですが、みことばを握ってインマヌエルを体験したのです。どんな事件と問題にあっても「ともに」という祝福を逃さずに、みことばのために起きる過程と勝利を見ました。このように、教会で行われる小さなことから建築に至るまで、みことばを握ってインマヌエルを体験しなければなりません。
2. 祈りの中から出なければなりません
未信者は自分の考えを重要に思っていますが、私たちは神様がともにおられるために私の考えより神様のみこころを探す祈りがより重要です。私の考えも重要ですが、いくらよく考えてもこの世を越えるものを見ることはできません。考えを祈りに変えて、祈りの答えから出てくる考えについていかなければなりません。人のすべての考えにまさる神様の平安が私たちの心と思いを守ってくださると約束されました。これが信仰生活です。あせる必要もなく、怠けてもいけません。祈りですべてを導かれる伝道者の生活を始めなければなりません。
3. 個人の答えを見つけなければなりません
まず神様のみこころを見つければ、個人の答えが出ます。個人の答えとは、神様が私にだけくださった答えです。足りない私にだけくださったみことばと、力のない私にだけ与えられた使命があります。私とともにおられる神様を味わいながら神様のみこころを見つけて行くならば、私だけの答えを楽しく味わうことができます。
- 一日が忙しく過ぎ去って行きますが、私とともにおられる神様だけを見上げる時間を別に持ってみましょう。みことばと祈りと聖霊の働きによって私とともにおられる神様を感じることができるでしょう。
伝道学8講 / 2010.10.30