私の生活を点検してみよう
Ⅱコリント7:10 神のみこころに添った悲しみは、悔いのない、救いに至る悔い改めを生じさせますが、世の悲しみは死をもたらします。(10)
定刻礼拝のための讃美 / 256番 目をあげ天を見よ
伝道者の生活を実践する前に、まずしなければならないことが生活の点検です。生活を信仰を持って点検するという意味です。信仰を持って、ささいなことから神様の基準で見なければならず、私の水準と私の能力ではない神様の力を信じることから始めるべきです。しかし、ときには、深く苦悩しなければならないこともあります。信仰の中での思い煩いや悩みは、神様のみこころを見つける最も良い祈りの方法です。
1. 深く悩んでも良い祝福があります
神様のみこころ通りに生きるための悩みはいくらしても構いません。神様のみこころを見つけるために眠れない夜を過ごしながら悩んでも良いのです。聖書は、神様のみこころを見つけるためにする悩みは、永遠のいのちに至る祝福だと言っています(Ⅱコリント7:8-10)。神様は私たちにもっとも良いものを与えることを願っておられるので、そのみこころを見つけるために私たちは悩む必要があります。
2. 朝、夕に悩みながらチェックすることがあります
朝、夕ごとに悩みながらチェックすることは伝道です。伝道に対する悩みは、どれだけしても大丈夫です。今日のみことばと伝道と祈りを見つけるために悩むならば、神様の豊かな恵みを知るようになります。朝は、一日のスケジュールと伝道をおいて祈れば良いのです。「今日の私のスケジュールを通してどのように伝道しようか」という悩みから始めてみてください。昼は、現場で神様の計画を見て点検する祈りをして、一日を終えて夜になったら、会った人をおいて、伝道者をおいて祈り、明日の出会いのために助けとなる資料を見つければ良いのです。
3. 考えるだけでも答えははじまります
伝道者は朝夕に、神様のみこころと伝道のための考えをするだけでも働きが起きます。この考えは、私たちを成長させ(ピリピ1:6)、私たちのすべての考えに神様の答えと平安がやってくるようになります(ピリピ4:7)。このように私の生活を信仰によって点検することがとても重要です。私の個人の仕事、教会の仕事をはじめとしたすべてのことを信仰の中で考えてみるべきです。たくさん考えてみて、悩みながらみことばで確認して祈りつつ神様のみこころを見つけることが重要な生活のはじまりです。
- 私のするべき重要な悩みとは何でしょうか。小さな行動、考え一つを行動に移すことも、信仰の中で悩み、始める一日となるように黙想してみてください。特に伝道に対する悩みを始めてみてください。考えが成長し、神様の答えと平安を味わうことができるはずです。
伝道学7講/ 2010.10.23