一生を答えにする体験
創22:1~20 アブラハムが目を上げて見ると、見よ、角をやぶにひっかけている一頭の雄羊がいた。アブラハムは行って、その雄羊を取り、それを自分の子の代わりに、全焼のいけにえとしてささげた。 (13)
定刻礼拝のための讃美 / 35番 あがない、救いし
伝道者の生活をどのように始めればよいのでしょうか。伝道者の生活と言うと、多くの人が負担に思い、難しく感じたりします。伝道者の生活で最も重要なことが、みことばと祈りと伝道です。私たちは講壇のみことばで神様のみことばを真実に握らなければなりません。私たちの祈りは、真実でありながら平安でなければなりません。そして、神様の最も喜ばれる証人の生活に日々入らなければなりません。本文でイサクの生活を見ながら、伝道者の生活を新しく発見してください。
1. モリヤ山での体験
イサクは、モリヤ山で重要な契約を体験しました。イサクが死ぬことになったときに、神様はイサクの代わりに雄羊を備えられました。モリヤ山での体験で、イサクは生涯忘れられない神様の契約と、真の祈りの奥義を味わい、神様がともにおられる証拠を持って生きるようになりました。これが、イサクが味わった伝道者の生活です。
2. 伝道者の生活の中で与えられた祝福
イサクはモリヤ山での体験で、福音を生活の中で事実的に味わいました。神様から受けるみことばで祈りの奥義を味わい、答えを他の人に伝える生活を生きました。このときからイサクの子孫によってすべての国が祝福を受けて、1年の農作業をして100年分の祝福を受けました。また、井戸を掘りさえすれば、湧き水の出る井戸を掘り当てました。このように、福音の体験が重要なのです。この体験が伝道者の生活の根本です。みことばと祈り、伝道で福音に少しだけ集中するならば、最高の答えを受けることができます。
3. 伝道者の生活でくださる出会い
イサクは出会いの祝福も味わいました。まず、イサクの出会いの中でエリエゼルをあげることができます。彼はしもべの身分だったのですが、祈りと契約の人でした。イサクの妻としてリベカを直接つれてきたのもエリエゼルでした。リベカとの出会いも祝福でした。イサクは一夫多妻制の文化の中で生きながらも、ただリベカだけを妻としました。ヤコブとの出会いも祝福です。イサクはイスラエルの12部族を率いるヤコブが息子でした。これが、福音を味わう伝道者が受ける祝福です。今から今日のみことば、今日の祈り、今日の伝道が私とどういった関係があるのかを常に質問してみなければなりません。この中に入りさえするならば、イサクが味わった祝福が私たちのものとなります。
- 今日私に与えられたみことば、祈り、伝道を考えてみてください。ここで私に与えられる祝福も信仰で描いてみてください。
核心訓練メッセージ / 2010.10.16