伝道者の生活を実践しなさい!
使1:8 しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。
定刻礼拝のための讃美 / 172番 雨をふりそそぎ
祈りに答えられていないと思っている信徒が多いです。これは、福音を持っていながらも味わえない時に現れる誤った考えです。それはまるで出エジプトして出てきたイスラエルの民が、カナンの地に入ることができないと不平をつぶやくのと同じです。神様は私たちにもっとも必要な福音をくださいました。この福音の中には、すべてがあります。福音を発見して味わうことは、自分でない他の人が手助けすることはできません。福音を悟って味わうことが、伝道者の生活においての核心です。それならば、どのようにすれば、福音を悟って味わう伝道者の生活になれるのでしょうか。
1.集中訓練
祈りとみことばに対する神様がくださった福音の祝福を知ると、伝道は実として現れます。これが伝道者の生活です。伝道者の生活を生きる前に、個人がいやされなければなりません。パウロはツラノで三ヶ月間、集中して断食しながら、弟子と一緒に訓練しました。そのとき、パウロ個人がいやされ、ローマまで福音を伝えることができました。何日間でも、神様の前でみことば、祈り、伝道に集中すると、生活の中で聖霊の満たしを味わい、真の私を発見して、答えの中に入ることができます。
2.個人的な聖霊の満たし
アブラハムがマムレの樫の木の下に祭壇を築いた時から、答えを受け始めました。ダニエルは毎日定刻祈りをささげ、ペテロは午後三時の祈りの時間に答えられました。多くの信徒が実際の生活では、みことばを黙想して祈る時間が、テレビを見て、音楽を聞いて、ゲームをする時間より少ないことが事実です。イエス様は、弟子を呼ぶとすぐに集中的に訓練させました。集中訓練によって、個人が福音を味わい、聖霊の満たしの体験をするようになります。
3.現場の聖霊の満たし
教会で個人的な時間に聖霊の満たしを味わうべきであり、現場でも聖霊に満たされなければなりません。現場で、すべての仕事と事件を祈りにつなげなければなりません。それでこそ、自分を越え、自分の過去、そして、現場まで越えるようになります。そのとき、個人がいやされ、生活の中で答えを見つけて味わうことができます。これから、祈りの課題と人生のすべてを記録して残し、重要な伝道資料として、次世代と弟子に伝えなければなりません。
- 今日の生活を点検しながら、一日の中で、みことば黙想と祈り、そして、伝道について悩む時間と、伝道者の生活に対する考えと心の割合がどれくらいであるか、点検しましょう。
日本伝道集会1講 / 2010.10.5