唯一性を見つける実践
使2:1~13 すると突然、天から、激しい風が吹いて来るような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡った。また、炎のような分かれた舌が現れて、ひとりひとりの上にとどまった。 (2~3)
定刻祈りのための讃美 313番 ゆく道はひとすじ
当時、最高の権力を持っていたユダヤ教とローマ政府が、マルコの屋上の間に集まったクリスチャンたちを迫害して殺しました。殺せばなくなると考えたのですが、初代教会は反対に盛んになり、結局勝利しました。はたしてあり得ることでしょうか。初代教会は、唯一性の答えを持っていました。唯一性の答えを持つ初代教会は、どんなに大胆だったのか、死ぬことをひゃくも承知の上で集まりました。唯一性の答えを持った初代教会を、だれも止めることはできず、勝つことはできませんでした。この時代を生きる私たちもまた、他の人と世の中を生かす唯一性の答えを持っています。初代教会のように、唯一性の答えを持っている私たちは、何を始めるべきでしょうか。
1.生活の中で、毎日唯一性を見つけなければなりません
初代教会と救われた私たちが持っている唯一性の答えは、「キリスト」、「神の国」、「聖霊の働きと世界福音化」です。私たちが失敗したとき、落胆することもありますが、その中ですべての問題の解決者となるイエス・キリストを見つけることです。私たちが勝利したとき、誇ることもできますが、その中でキリストを見つけることです。その時、すべての暗やみの勢力が崩れます。この祝福を毎日見つけて味わわなければなりません。そして、毎日、神の国を見つけなければなりません。そのとき、天の御座の祝福が臨み、すべての暗やみの勢力が逃げます。また、世界福音化することのできる神様の証拠を見つけて握ることです。これが伝道運動の大きな力になります。この唯一性を毎日見つけることが重要です。
2.世の中が止めることのできない力を見つけなければなりません
初代教会が、マルコの屋上の間に集まって、唯一性の答えを握ってともに祈ったとき、風と炎のような働きが起きました。まさに、聖霊の働きが起きたのです。これは、だれも止めることのできない、不可抗力的な力です。そのとき、すべての伝道と答えの門が開かれ、みことばが成就する働きが起きます。初代教会はこの力を持っていたため、だれも止めることができなかったのです。私たちはこの力を、礼拝のたびに、毎日見つけなければなりません。
3.みことばを聞いて、小さな実践をしなければなりません
私たちがみことばを聞いた後には、必ずとても小さなことでも握って実践しなければなりません。初代教会は、まわりにいる人々を招待しましたが、これが15カ国に伝道の門を開く答えになりました。私たちのまわりに、霊的にかつ肉体的に飢え渇いている人、苦しんでいる人、そして、貧しくて病気で苦しみ、家庭に苦しみがある人が多くいます。彼らに私たちが持っている福音を伝えることは、とても小さな実践のように見えますが、ここに神様の最高の関心があります。これがまさに伝道者の生活で味わう核心です。
- 今日、私の生活の中で、唯一性と世の中を生かす力と、みことばの中で小さな実践を見つけて味わい、記録しましょう。
元旦祈り会 1講 / 2010.12.31