伝道者が見なければならない世の中の問題
創 6:1~8 神の子らが、人の娘たちのところに入り、彼らに子どもができたころ、またその後にも、ネフィリムが地上にいた。これらは、昔の勇士であり、名のある者たちであった。 (4)
定刻礼拝のための讃美 / 252番 うたえうれしく
今、私たちが見ている世の中を、聖書が正確に記しています。今も創世記3章の事件(堕落)が進行していて、創世記6章の事件(洪水)が起きています。そして、創世記11章の事件(バベル塔)が今も挑戦してきています。そのため、福音を持って伝道者の生活の中に入らなければ、この三つの問題に勝つことができません。教会は、福音とみことばを回復しなければ、生きることができません。福音とみことばを回復する方法と、あかしする方法を正しく悟ってこそ、答えられます。今も世の中は、大きな三つの問題に根本的に引っかかっています。
1.創世記3章の問題
創3章の事件は、創造前に存在したサタンの存在を記しています。サタンは、アダムとエバに不信仰を植えて攻撃し、結局滅ぼそうとしていたように、今も私たちを狙っています。私たちの良心と傲慢な心を通路にして、誘惑しています。その結果、私たちに罪と恐れ、のろいが生じました。悪魔の所属となってしまった人間は、霊的な目はうとくなり、肉的な目は明るくなって、神様の働きは面倒くさくなり、世の中のものに対してはもっと中毒になります。
2.創世記6章の問題
創3章の問題は、肉体が栄えることにつながります。大きく栄えることを見た人々は、混乱に陥ります。世の中に魅力を感じて、世の中のものに向かって走ります。霊的には続いて貧困になり、飢えて死んでいっていますが、気づきません。そうして、使命なく世の中の基準で結婚し、家庭をつくって、ネフィルム文化が盛んになります。サタンは文化を利用して、都市を栄えさせ、犯罪社会にして、災いに陥れます。その時、神様は箱舟の契約を与えられ、だれでも箱舟の中に入ると、生かしてくださいます。
3.創世記11章の問題
成功という名の下に力を合わせて、神様に敵対してしまいます。正しい成功ではないのに、成功したと思い、連合して成功を守るために塔を建て、天に届こうとします。この時、神様はアブラハムを呼ばれ、カナンの地に入りなさいと命令されます。祝福の源として立てられ、敵対する者がだれもいないとおっしゃいました。メシヤを送る地へ行きなさいと命令しながら、ありあまるほどの大きな祝福を与えられます。
- 今日、私たちが受けた祝福は、世の中の問題を越えることです。今日の祝福を黙想すると、胸がときめく希望と答えが生じます。今日、それを握って、伝道者の生活を実践する一日にしましょう。
核心訓練メッセージ / 2010.10.2