妨害者も充分に勝てる伝道者
使徒 23:12~30 夜が明けると、ユダヤ人たちは徒党を組み、パウロを殺してしまうまでは飲み食いしないと誓い合った。この陰謀に加わった者は、四十人以上であった。 (12~13)
定刻礼拝のための讃美 / 489番 のぞみも消えゆくまでに
目が暗いと苦労します。肉の目が暗いと生活全体が苦しくなり、知恵の目が暗いと自分が暗いことも知らないまま生きていきます。霊的な目が暗いと滅びることに最善をつくす愚かな者になって滅びる道へと行きます。今日、私たちが目を開けて見なければならないことがあります。
1. 必ず見なければならない現場
今現場には多くの人々が牧者を失った羊のように道を失ってさ迷っています。また、神様が備えられた良い地とからし種、パン種と宝の畑、真珠のような弟子が隠されています。そのため、天と地のいっさいの権威を持っておられる主が、現場に隠された弟子を捜すために出て行く伝道者と世の終わりまでともにいると約束されたのです。現場の多くの人々がよく暮らしているように見えますが、実際には隠れた問題のために悩み苦しんでいます。彼らを必ず救い出さなければなりません。彼らに福音は唯一の答えです。私たちが伝道者の生活を生きるということはものすごい祝福です。
2. 福音を妨げる者
ノーベル賞の3分の1を受賞するほど優れた民族がユダヤ人です。しかし、福音を全く悟っていないために、彼らのすべての生活が福音を妨げる生活になりました。彼らは神様の契約とは正反対に聖書を理解しました。主に対してもとても誤った思想を持っていました。主である神様がただ彼らだけの神であると主張しています。また、間違ったメシヤ思想まで持っています。それゆえ、正しい福音を伝える預言者、伝道者、教会を迫害して殺しまでしました。しかし、伝道者がいくら迫害と誤解の中で汚名を着せられても失敗したことはありません。
3. 伝道者が持つべきもの
ものすごい福音の力を祈りによって味わうことができなければなりません。私たちは福音の力がどれほど大きいかを知っていますが、実際に味を味わえなければ現実問題で揺れるようになります。福音を味わいながら福音の力を味わっていると、問題にあう前に問題をあらかじめ見通すようになります。問題があらかじめ予測できるために答えを見るようになり、揺れることはありません。また、福音を祈りによって味わっていれば未来をあらかじめ見通すようになります。そうすれば未来を前もって準備することができます。結局は、完全に勝利できるのです。
- 福音を祈りによって味わっていますか。現場を福音によって正しく見ることができるように霊的な目を開けてくださいと祈らなければなりません。世の中を正しく見ることができる知恵の目も開けてくださいと祈りましょう。
核心訓練メッセージ / 2010.8.21