未来の土台のリーダーの中のリーダー
マタイ 17:24~27 また、彼らがカペナウムに来たとき、宮の納入金を集める人たちが、ペテロのところに来て言った。「あなたがたの先生は、宮の納入金を納めないのですか。」(24)
定刻礼拝のための讃美 / 519番 十字架を負うかと
イエス様をキリストとして告白して、神様の子どもとなった確信を持っているけれど、現実では何かうまくいかず、もどかしいさまを見て、葛藤して心配しています。私の持っている福音が、生活の中で実際に力を持ち、福音の働きが始まる日、私のすべての葛藤、心配、不信仰は解決されます。これを福音化と言います。このとき、神様が私とともにおられるという答えが、私の生活に答えとしてやって来るようになります。まず、個人が福音化され、ともにいる人が福音化される弟子化、そして私がいる現場に神様がともにおられる世界化の奥義を握らなければなりません。それでは、どのようにしてこの奥義を握ることができるのでしょうか。
1. 一度だけ体験すれば良いのです
やって来る問題や現実を見ながら、絶対に落胆してはいけません。福音の味を実際に一度だけ体験すれば良いのです。落胆しないことが重要です。ヨセフは、苦しみがやって来たときに祈り始めたのですが、神様が自分とともにおられることを体験しました。そのあとは、奴隷も、監獄も、問題になりませんでした。これを体験した人が集まった初代教会はローマまでも征服しました。福音を持っているために、福音化さえ成り立つならば、必ず証拠が来るようになっています。そうすれば、個人化、弟子化、世界化はついて来ます。
2. 福音と未来の奥義
ヨセフは、幼い頃に母を亡くして、さびしい中で祈りを始めました。傷と兄たちとの問題を持って、祈り始めたのです。このとき、神様の恵みを受けて、すべてのことは感謝で答えであることを見るようになりました。ヨセフが福音化されたときに、神様があらかじめ備えてくださっていた答えを発見して、未来の奥義を見つけ出しました。
3. 征服と唯一性の奥義
時代ごとにRemnantが起きて福音運動が始まったときに、世界が変わりました。福音運動は、世界を征服することです。そのため、一つだけを準備すればよいのです。私自身を福音化し、私の現場を福音化して、私とともにいる人を福音化しなければなりません。このときから、重要な唯一性の奥義が見え始めるでしょう。小さなタラントが、神様の驚くべきみわざに用いられるでしょう。タラントが専門化されて、唯一性として答えられるはずです。
- 今日も、ヨセフのように福音を深く味わう時間を持ってみてください。私が持っている福音が、私の生活に真の福音としてやって来ることがどういうものなのかを黙想してみましょう。私が福音化されるならば、必ず重要な答えがやって来ます。
牧会者の子ども修練会 2講 / 2010.8.6