時代ごとに起きた伝道運動の兆し
使21:27~36 彼らがパウロを殺そうとしていたとき、エルサレム中が混乱状態に陥っているという報告が、ローマ軍の千人隊長に届いた。彼はただちに、兵士たちと百人隊長たちとを率いて、彼らのところに駆けつけた。人々は千人隊長と兵士たちを見て、パウロを打つのをやめた。 (31~32)
定刻礼拝のための讃美 / 252番 うたえうれしく
パウロを迫害していたユダヤ人は、法律も、秩序もなく、ただパウロを殺そうとだけしました。幸いに、千人隊長が軍隊を率いて、ユダヤ人からパウロを守りました。時代ごとに起きた伝道運動には、必ずこのような迫害がありました。この時、必ず成り立たなければならないことが三つあります。
1.必ず成り立たなければならない三つのこと
優先的に祈りが成り立たなければなりません。祈りが成り立つためには、まず、生活の規律から備えなければなりません。特に、Remnantの時から正しい規律を備えるならば、大人になってすばらしい実を結ぶようになります。規律のある生活で読書もできて、みことばも聞くことができます。そして、荒れ果てた心をいやさなければなりません。心が荒れ果てていると、祈ることができないだけではなく、集中力も生まれません。これを回復するためには、運動や黙想をするのが良いでしょう。そして、私たちがみことばから確かな理由を見つけるたびに、みことばが生きて働かれます。すなわち、私ができることが何かを、みことばから探し出すべきです。それでこそ、問題があっても揺れません。
2.時代ごとに起きた伝道運動の兆し
今、多くの神学者と教会が宗教と福音を正確に区分できていません。また、律法と信仰について、罪と義について、原罪と自ら犯した罪について、霊的な問題と肉体の問題についても、まったく区分できていません。そのために、時代ごとに起きた伝道運動が大変迫害されました。聖書は、むしろ教会が先頭に立って、伝道運動を迫害すると預言しています。教会の中に本物とにせものが混ざっているようになると預言しています。しかし、その中に神様の大きな答えが備えられています。
3.伝道者の生活
これから私たちは、伝道者の生活を生きると決断しなければなりません。ただ、福音の中で、みことばと祈り、伝道を、今日という重要な日に見つけて味わうことが重要です。どのように毎日伝道者の生活を実践するのでしょうか。まず、すべての出会いと場所のために伝道資料を準備して渡しながら、私たちのすべてのスケジュールが福音の中に入るように実践することです。また、問題が起きると、必ずその中にある祝福を見つけなければなりません。問題には機会が隠されています。今日、一番小さなことから伝道者の生活に挑戦するのです。
- 私自身が毎日、今日の伝道、みことば、祈りを具体的に見つけて味わい始めると、どんな環境や現実、どんな問題にもまったく揺れずに、伝道者の祝福を味わうようになります。
核心訓練メッセージ / 2010.7.31