祈りのいやし
詩1:1~6 まことに、その人は主のおしえを喜びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさむ。 (2)
定刻礼拝のための讃美 / 82番 わが喜び、わが望み
「今まであまり祈らなかったけれどうまくいったのに、必ず祈るべきなのですか」今まで、「祈らなくても大きな問題はなかった」と思うかもしれませんが、祈らないといつも神様の計画から外れてしまいます。あとになって悟り、後悔することが多くなります。また、神様の子どもとして答えは受けますが、実際に力を失って、ミスしてから悟り、後悔しながら戻ることが多くなります。もし、私たちが今からでも祈ることができるならば、世界を征服する答えを受けることができます。みことばを考えながら、黙想だけ正しく始めても良いのです。ダビデは中傷や策略、大きな危機をみことばを黙想することですべて勝ち抜きました。
1.祈りの力
試練や問題なしで一生を答えだけ受けたイサクは、野に出かけて黙想をよくしていました(創24:63)。いろいろな問題を解決しなければならないヨシュアは、みことばを昼も夜も口ずさみました(ヨシュア1:8)。アブラハムが祭壇を築いて定刻祈りを始めた以降からすべてがうまくいったように、時間を作って黙想を実践すると、神様が与えられる力を体験できます(創13:18)。ダニエルも定刻祈りで黙想する時、偶像と戦う力を得て、聖霊に満たされました(ダニエル6:10)。聖霊の満たしに入る祈りを始めると、健康、集中力、すべてが回復されます。
2.先に与えられる答え
祈り続けているのに、答えがないようで疲れるかもしれませんが、祈り自体が神様を味わうことであるために、答えがなくても関係ありません。ただ、神様が私とともにおられる霊的な事実を味わい続ければ良いのです。もし、祈っても問題があるならば、問題そのものが答えであることを気づかなければなりません。ヨセフがエジプトに奴隷になって売られ、囚人になったことそのものが答えでした。そのために、祈っているならばどんなことも恐れる必要はありません。反対に祈りを継続するならば、すばらしいものを発見する答えを受けることができます。祈ってから行ってみると、神様の答えが先に与えられていることを発見できます。祈りの答えを体験すると、新しい祈りの課題が出て、力を受けて、私を王、預言者、祭司の祝福に召されたことを悟り、真の感謝を告白するようになります。
- 祈りの答えより、祈りそのものがどんなに大きな祝福なのか発見できましたか。どんな状況の中でも、祈りで神様とともに歩むならば、最高の答えを受けているのです。今日一日、神様と一番多く話し合う、祈りの人になってください。