伝道のいやし
ローマ10:10~15 しかし、信じたことのない方を、どうして呼び求めることができるでしょう。聞いたことのない方を、どうして信じることができるでしょう。宣べ伝える人がなくて、どうして聞くことができるでしょう。遣わされなくては、どうして宣べ伝えることができるでしょう。次のように書かれているとおりです。「良いことの知らせを伝える人々の足は、なんとりっぱでしょう。」 (14~15)
定刻礼拝のための讃美 / 275番 罪の淵におちいりて
「祈ることができません」、「神様のみことばが私に働かれるということの意味が分かりません」、「伝道がとても負担で、難しいです」私たちが救われたのにもかかわらず、実践できず、負担になることが、祈り、みことば、伝道です。祈りとみことばの実としてくるのが伝道であるため、伝道を回復すると、すべてが回復されます。そのため、聖書的な伝道を回復することが重要です。イエスがキリストであることを信じて救われ、すべての問題を解決されたのに、多くの人が実感していません。ここから問題が始まります。どうすればこれを回復していやすことができるのでしょうか。
1.現場の問題を正しく見なければなりません
現場を深く見てみると、多くの人が肉体的な成功だけのためにもがいています。その姿を見れば見るほど、深刻な霊的な問題だということがわかります。その問題から解放させるために、神様がイエス・キリストを私たちに送ってくださいました。霊的な問題を正しく見て、キリストを発見すると、生かすべき人が見えます。その時から毎日のように、イエスがキリストだという証拠が確認できて、新しい答えの現場が見えます。現場でいのちを生かすことが私の存在価値になり、伝道すべき理由になります。この理由を持った人を伝道者だと言います。
2.三つのシステムを見つけなければなりません
最初に、全体を生かすシステムをおいて悩んで挑戦しなければなりません。もし、私が教師であるならば、学校と教師全員を生かすシステムをおいて祈りで挑戦するのです。もし、大学生であるならば、大学全体をおいて、会社員であるならば、その会社をおいて祈るのです。二番目に、全体を通して立てられる弟子のシステムです。全体をおいて祈りながら福音を味わっていると、必ず弟子に出会います。三番目に、他人に気づかれないように、あらゆる所に地域を生かす伝道弟子の集いを立てることです。これが世界と国家を生かす地教会システムです。
3.神様が与えられる総合的な祝福を味わわなければなりません
キリストを発見して、答えを受ける器を備えると、神様は私たちに総合的な祝福を与えられます。その時から、私がしなければならない一生のものが見え、今日の伝道と今日のみことば、今日の祈りが見えます。今日のものが見えてこそ、明日の祝福も見え始めるのです。このような伝道者が行く場所に、聖霊が直接働かれます。
- 伝道という重要な神様の計画を前にして、私は何をしているのか振り返ってみましょう。伝道という最高の祝福を考えながら、私のまわりに具体的に立てなければならない伝道運動のシステムをおいて祈りを始めましょう。
伝道弟子訓練 / 2010.7.27