必ず見なければならない現場
ピレモン1:10~14 獄中で生んだわが子オネシモのことを、あなたにお願いしたいのです。彼は、前にはあなたにとって役に立たない者でしたが、今は、あなたにとっても私にとっても、役に立つ者となっています。そのオネシモを、あなたのもとに送り返します。彼は私の心そのものです。(10~12)
定刻礼拝のための讃美 / 275番 罪の淵におちいりて
ピレモンはコロサイ地域の長老です。彼の家のしもべであるオネシモが問題を起こして監獄に送られるようになりました。このとき、監獄でパウロに会って福音を受けるようになり、後にオネシモはコロサイ教会の監督になります。神様がこの世にキリストを送られて、キリストの奥義を持った人々を通して弟子を捜して立てるように、すべての文化と時代の中で福音を伝えるようにされました。この契約を知っていたパウロはオネシモを見ながらどんな考えをしたのでしょうか。弟子だと思って、弟子にすべてをかけました。オネシモを見たパウロのように世界福音化の契約を握っている私たちが必ず見なければならない現場は何でしょうか。
1. 荒れ果てている人々
多くの人々が心が荒れ果てているために、みことばを聞くことができません。おもに家庭と貧困、そして勉強のために傷を持っています。これらの傷によって多くの人々が悪い習慣を身につけるようになり、堕落する道へと導かれています。また、霊的な状態まで停滞していてみことばが入ることができません。これが今日の実際の人々の現実です。私たちが彼らに伝えるべきことがあります。
2. 理解が必要な人々
私たちがまだ罪人であった時、神様は私たちに対するご自分の愛を明らかにするためにキリストを送られ、長い間、愛を持って待っていてくださり、私たちを救ってくださいました。それなら、その大きい神様の愛を経験した私たちは、苦しみにあっている多くの人々を理解して関心を持ってキリストの愛を感じるように助けなければなりません。彼らを心から理解して祈ってあげる時、彼らは心を開くようになります。このとき重要な福音を伝えて、生活の規律を助けてあげて、実際的な霊的背景になってあげなければなりません。これが重要な伝道者の生活です。
3. いやしが必要な人々
私たちは伝道者です。オネシモのように苦しみの中にいる人々に福音を伝えて神様の人に立てて行かなければなりません。このために必ず三つのことを参考しなければなりません。一つ目、考えをいやしてあげなければなりません。自分も知らないうちに刻み込まれた間違った考えを変えてあげなければなりません。二つ目、心をいやしてあげなければなりません。心をいやすためには、黙想のように集中力を持つ時間が心をいやすようになります。三つ目、たましいと霊的いやしが起きることです。たましいのいやしは考えと心がいやされる時、深い祈りの中で成り立ちます。規律を整えれば祈りは成り立つしかありません。このとき神様は必ず新しい力を与えられるでしょう。
-家族と友だち、自分が会う人々の実際的な姿を見て、何を助けてあげるべきか祈ってみましょう
世界Remnant大会リーダー 4講 / 2010.7.30