信仰のレベルが未来を作り上げます
ローマ16:3~4 キリスト・イエスにあって私の同労者であるプリスカとアクラによろしく伝えてください。この人たちは、自分のいのちの危険を冒して私のいのちを守ってくれたのです。この人たちには、私だけでなく、異邦人のすべての教会も感謝しています。(3~4)
定刻礼拝のための讃美 / 144番 イエスわがために
信徒の一番大きい悩みは祈りに答えられないということです。祈りの答えを受けるためには、まず、神学と信仰の流れをよく理解しなければなりません。どんな信仰を持っているかによって未来が決定されるからです。私たちは律法と信仰をよく区分しなければなりません。みことばをよく守れば救われるのではなく、信仰によって救われるのです。原罪と罪過を区分しなければなりません。私たちが過って犯したのが罪過であれば、過ちをしてもいないのにくる問題を原罪と言います。そして、救いというのは人間にはできないことなので、神様が恵みによって与えられました。これらの流れを知って重要ないやしを受ければ答えを受け始めます。
1. 三つのいやし
一つ目、祈りのいやしです。救われたのに祈ることができません。祈るために目を閉じていると、いろいろな考えが浮んだり、何を祈ればよいか分からないために祈れません。それゆえ、一日に10分だけ黙想し始めると、荒れ果てた心の状態がいやされ、祈りに集中するようになります。祈りができて、祈りの力を受ければ、できないことはありません。二つ目、伝道のいやしです。伝道資料を持って他人の家に入って行くのが伝道ではありません。事実を見て答えを得ることが伝道です。三つ目、みことばのいやしです。聖書は世界福音化を話していますが、私には世界福音化がよく成り立ちません。できない理由を見つけて答えを持つようになると、そのときから聞いたみことばが成就し始めます。
2. 三つの大きい力
イエス様はすべての罪を赦した祭司、悪魔の権威を打ち破った王、神様に会う道を開かれた預言者として来られました。祭司、王、預言者この三つの職分を合わせたことを指してキリストと言います。ところが、このものすごい職分を私たちにもくださいました(Ⅰペテロ2:9)。したがって、これからこの祝福を持って楽に定刻、常時に深い祈りの中に入れば災いが崩れて、暗やみの勢力が縛り上げられて、聖霊の満たしの大きい力と能力を受けるようになります。
3. ローマ16章の人々が受けた祝福
ローマ16章の人々は信仰の祝福を受けました。どんな信仰でしょうか。救われる信仰、神様の力を信じる信仰、未来を待ち望む信仰、生活を正しくして世界福音化のために体と心をささげる献身ができる信仰です。プリスカとアクラ夫婦にこのような信仰があったので伝道者と福音のためにいのちをかけることができました。
- 祈りとみことば、伝道に正しいいやしを受け始めると、ローマ16章の人物が味わっていた答えを体験するようになります。今日、祈りの力を回復するために何を始めるべきかを考えて信仰によって挑戦しましょう。
インマヌエル聖日2部 / 2010.7.25