現場を通した伝道運動
Iコリント3:16あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを知らないのですか。
定刻礼拝のための讃美 / 495番 恵みに満たされ
神様は救われた者を指して神の神殿であると言われました。また、神様は礼拝を喜ばれます。現場で苦しんでいる人を福音によって助け、彼らとともにみことばを交わすことを願われます。私たちがいる場所で礼拝が始まれば、その現場が地教会です。地教会を通して、苦しみにあっている多くの人が助けられるようにすることが現場を通した伝道運動です。今日、この祝福をどう味わえば良いのでしょうか。
1. 10の信仰の土台を握らなければなりません
現場での伝道運動のために私たちが握るべき答えが信仰の土台です。私たちが立っている土台が丈夫であれば揺れません。まず、父なる神様、子となるイエス様、聖霊を記憶しなければなりません。三位一体の神様はみことばを通して働かれ、私を救われました。救われた者は神の神殿であるために、聖霊が救われた者の中に宿っておられます。神様の子どもがいるすべての現場が宣教地です。私たちの座ること、立つことすべてを神様は知っておられ、私たちはこの世で時間の限られた人生を生きています。私たちの死後には天国と地獄が必ずあります。神様は伝道者の報いを確かに覚えておられます。この土台を通して私と現場を生かさなければなりません。
2. 私がいる現場が宣教地です
聖書の代表的な7人のRemnant がいる現場ごとに、変えられ、生かされる答えが起きました。イエス様も「ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです」と言われました。 コリント人への手紙第一3章16節は、神様がパウロに与えられたみことばです。巨大な神殿に神様がおられるのではなく、救われた私たち自身が神様がおられる神の神殿であると言っています。私たちが行く現場ごとにこのみことばを握るならば、そこで現場が生かされる働きが起きるでしょう。今、私たちがいる現場が福音によって生かさなければならない宣教地です。
3. 断絶された部分を見つけることが重要です
現場に行ってみると、自分と現場の間に距離感があります。これを発見することが神様の計画です。行ってみれば問題があったりもするでしょう。これに対する答えを見つけることが私たちがすべきことです。ヨセフは神様から与えられた大きい夢を持っていましたが、家庭では兄たちにいじめられて、結局はエジプトの奴隷になりました。自分と奴隷という現場はずいぶん距離のあるものでしたが、ここで神様の計画を発見しました。これが一番重要な祝福です。結局、総理になってエジプトの問題を解決し、その座で世界の問題も解決しました。
- 私がいる場所で私に向けられた神様の計画はなんでしょうか。私がいる場所で礼拝を通して現場の地教会を立てて伝道運動をすることが神様の願いです。私の現場に伝道の門が開かれるように祈りましょう。
Remnant 伝道学237講 / 2010.7.24