伝道者を助けてくれた人
ローマ16:1~2 どうぞ、聖徒にふさわしいしかたで、主にあってこの人を歓迎し、あなたがたの助けを必要とすることは、どんなことでも助けてあげてください。この人は、多くの人を助け、また私自身をも助けてくれた人です。(2)
定刻礼拝のための讃美 / 474番 世の波風いかにあれて
ほとんどの信徒が祈りを難しく考えています。祈りがうまくいかないというのは、霊的な状態が荒れ果てていて、霊的な集中力がないということです。祈りの難しさがいやされる最も良い単語が黙想です。二つ目に伝道が何であるのかを分からずにいます。問題や答えが来るときに事実を見て、霊的な目で神様の計画を発見すれば、伝道の祝福を知ることができます。三つ目に、みことばの成就を知らずにいます。私たちが最高の祝福を受けた人であることが確かなのに、伝道と関係なく生きていることを発見したなら、神様のみことばを正しく悟ることができます。このときからローマ書16章の働き人の特徴を理解することができます。
1. 証拠を持った証人
ローマ書16章の働き人は、みな証人でした。証人は知っている者、見た者、持っている者です。すなわち、福音を知り、福音の働きを知っていて、福音を持っている者が証人です。多くの人が、できる、あるいは絶対にできないと言います。しかし、自分をだますことなく、神様の前に正しい良心を持って立つならば、必ず福音が必要であることが分かるようになります。このときから、間違いなく神様は答えられ、証拠をくださいます。この証拠を握るならば証人になります。
2. 光を放つ証人
ローマ書16章の働き人たちは、証拠を持っていたのでどこに行っても、だれに会っても確実に福音を話すことができました。証拠を持っている人が動くならば、創造の光が放たれて暗やみは消え去ります。起きて光を放ちさえすれば、暗やみの勢力は自然と逃げ去ります。神様はこの光を表すために私たちを呼ばれました。この光はイエス・キリストです。キリストの光は、暗やみとサタンに勝ついのちの光です。
3. 裏面契約を持った証人
このときから、神様と私たちの間に他の人たちには分からない約束が生まれます。裏面契約は、私自身だけがすることのできる唯一性の祝福のことを指します。唯一性の祝福が発見できたなら、私自身に向けられた神様の特別な計画と時刻表が見えます。本文に出てくるフィベ執事は、伝道者を助けた人としての別名を得たのですが、まさにこれが神様の前での裏面契約だったのです。ローマ書16章の人物は、みなこの裏面契約を持っていました。
- キリストの中に不可能はありません。私は、どんな現実に直面していても、伝道とみことば、祈りをつかんで正しく始めれば良いのです。神様と世界福音化の前で、私が生涯握って答えを受ける裏面契約は何でしょうか。
インマヌエル教会聖日2部 / 2010.7.18