祈りを通した伝道運動
使徒2:42 そして、彼らは使徒たちの教えを堅く守り、交わりをし、パンを裂き、祈りをしていた。
定刻礼拝のための讃美 / 482番 しずけき祈り
聖書には黙想に対するみことばがたくさん出てきます。私のもどかしい状況と問題、葛藤から抜け出す奥義がみことば黙想です。みことばを握って黙想する時間を持つならば、私の現実が分かるようになり、問題と葛藤に対する答えが分かるようになります。黙想の真の味を味わう奥義が祈りです。本文のみことばのように初代教会は大きな危機と苦しみの中でもみことばで祈って大きな力を得て、時代を生かす答えを体験しました。それでは、私は今日の祈りをどのように始めれば良いのでしょうか。
1. 私を生かす祈り
私たちはよく環境が難しいと不満を言います。しかし、ヨセフは奴隷でいながらも絶望することなく、日々自分を生かしました。サムエルは、その当時、教会が難しかったのですが、問題に陥ることなく自分を生かしました。ダビデは羊飼いでいながらも自分を生かす祈りをして、エリシャは聖霊の満たしの答えで自分の働きを全うしました。滅亡の危機でイザヤは福音を味わう祈りをして、パウロはテモテに自分を生かす祈りをするように言いました。私たちも聖書の*Remnant7人のように祈りで自分自身を生かす力を得るべきです。
2. 毎日を生かす祈り
毎日、私の一日を生かすことが最も重要です。パウロがマケドニヤに入り、まず最初にしたことが、祈りの祝福を味わうことでした。私が行く現場や家庭で祈りの祝福を味わうことが、毎日を生かす始まりです。また、一日のスケジュールの中で行く現場ごとに、目を覚まして祈ることが常時祈りです。出会う人と場所をおいて、聖霊にあってひたすら祈りに専念しなければなりません。もし私に霊的な問題や病気があるならば、深い祈りを始めてください。このように一日を祈りで始めて、聖霊の導きを受けるならば、すべてのことが生かされます。
3. 伝道運動のための祈り
私と私の一日を生かす祈りを始めるならば、伝道運動のための祈りは成り立ちます。伝道運動のための祈りが始まれば、過去と未来の答えが見え始めます。結局は重要な結論が分かるようになり、信仰の結論、たましいを救うことに用いられるようになります。
- 祈りに、私を生かして一日を生かす祝福が隠されています。伝道運動のために祈るならば、多くの人を福音に導くことができます。この祈りの祝福に挑戦しながら、一日を始めてみましょう。
Remnant伝道学 236講 / 2010.7.17