ガイオ時代を開かなければ!
ローマ16:23 私と全教会との家主であるガイオも、あなたがたによろしくと言っています。市の収入役であるエラストと兄弟クワルトもよろしくと言っています。
定刻礼拝のための讃美 / 359番 主がともにませば
大きな問題や苦しみがあると、人々は一つを知らずに自分を逃してしまいます。「この問題をどのようにしなければならないのでしょうか。私は何ができるでしょうか。この苦しみにどのように勝つべきでしょうか」この時、目に見えない暗やみの勢力は、環境と状況、人を通してだまします。考えを捕らえて、滅亡へと導きます。そのため、大きな事故を起こしたり、殺人をしたり、人生をあきらめて自殺したりもします。このように、私たちの力で不可能な時、一つだけ質問すれば良いのです。神様が生きておられて、私に答えられるでしょうかという質問をする時、正しい答えを受けることができます。
1.ガイオが受けた祝福
ほとんどの成功したエリートは、隠れた霊的な問題のゆえに、真の幸せがないまま生活します。ガイオもまた、金持ちでありながら、教育を受けて、レベルのある人であったため、このような問題によってつらい思いをしていたのかもしれません。ある日、ガイオはコリントでパウロからバプテスマを受けて、パウロと教会の家主になりました。パウロは、コリント教会があったガイオの家に泊まりながら、ローマ人への手紙を記録しました。私たち自身が味わう救いの祝福は、必ず私たちと一緒にいる他の人に伝わり、問題を持った人に答えになって希望の光になります。これがガイオが受けた祝福です。
2.出会いの祝福
神様が私たちとともにおられる祝福を味わうと、出会いの祝福が与えられます。信仰を持った二、三人が集まった場所に、主がともにおられます。この祝福を味わっているガイオが、使徒ヨハネと伝道者パウロに出会いました(Ⅲヨハネ1:2、ローマ16:23)。ヨハネを通して福音を聞いて、パウロを通してバプテスマを受けました(Ⅰコリント1:14)。そして、ローマ福音化に尊く用いられる働き人になりました。
3.現場の祝福
出会いの祝福に伴って、現場の重要な祝福が現れます。どのような祝福でしょうか。ガイオは、すべての教会と伝道者の面倒を見る家主の祝福を受けました。世界宣教できるように、経済の祝福を受けました。ローマ16章にいる働き人は、ローマの現場を生かす祝福を受けました。彼らは、福音を伝える者を助ける人、福音のためにいのちをかける同労者、伝道者の面倒を見るガイオのような家主、福音のために労苦する者、愛する者、同国人、練達した者の祝福を受けました。今日、私たちが必ず味わうべき祝福です。
- ガイオを通してガイオ時代を開かれた神様が、私たちを通してRemnant時代を開いて世界福音化されることを願っておられます。神様がガイオに与えられた祝福を祈りで味わいながら、Remnant時代が開かれるように祈りましょう。
インマヌエル教会 聖日2部 / 2010.7.4