生活を通した伝道運動
Ⅱテモテ3:14~17 また、幼いころから聖書に親しんで来たことを知っているからです。聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです。 (15)
定刻礼拝のための賛美 / 274番 いともかしこし
神様は伝道をもっとも喜ばれます。しかし、伝道と私たちの生活を並行させることは難しいです。しかし、聖書はそうではないと記しています。聖書の代表的な7人のRemnantを見ると、伝道しに行かなかったのに、生活を通して伝道の門が開かれ答えられることを他の人が見て分かりました。聖書の7人のRemnantが、生活の中で味わった伝道は何でしょうか。
1.7人のRemnantが持っていた伝道の目
ヨセフは、奴隷として売られながらも、落胆しませんでした。神様がいのちを生かすために、自分をエジプトに召されたと確信しました。多くの苦痛と恐れの中でも、宣教の使命のために、神様が導かれていることを知りました。私たちは、ことがうまく行かない時、正直に認めて、なぜうまく行かないのかを質問して、答えを見つけなければなりません。神様がもっとも重要だと思われるのが、まさにこれです。私たち自身の問題を発見すると、私たちにもっとも必要な伝道、みことば、祈りが発見できます。答えを持っているならば、これからの未来に対して恐れを感じるのではなく、当然なこととして見えます。
2.7人のRemnantが味わった伝道
自分の問題を発見した聖書の7人のRemnantは、問題の中に隠された神様の計画を見ます。ヨセフは、エジプトに神様を知らせるために、奴隷になって行くことが当然だと悟りました。モーセも、イスラエルの民族がエジプトから出るために、エジプトと荒野を知り尽くしている指導者が必要であることを悟りました。そのため、自分が幼い時にはエジプトの王宮で育てられ、大きくなってからは荒野で時間を過ごすようにされたことを悟りました。時代的な問題と個人の問題の発見は、神様の計画を事実的に知るきっかけになります。これが私たちが生活の中で悟るべき、私の伝道です。
3.今日を生きる私たちが味わうべき伝道運動
テモテへの手紙第二3章には、世の終わりに、苦しみの時が来るとすでに記されました。この苦しみは、解決できないものです。他人が気づかないこの苦しみを解決する方法は、一つしかありません。生きておられる神様のみことばと、みことばの核心であるキリストを通した方法です。今日、私たちの決断が必要です。他人が気づかない苦しみの中にいるこの世の人々に、福音のみことばを伝える伝道者として立つことを決断しなければなりません。今日、どんなに小さなものでも、伝道者の生活を心に込めて祈って、新しく始める祝福を受けることを願います。
- 私の問題を通した神様の計画が何かを発見して、伝道者の人生を始めましょう。
Remnant伝道学 234講 / 2010.7.3