新しい始まり
マタイ 28:16~20 それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。(19~20)
定刻礼拝のための讃美 / 358番 あさ日のぼりて
伝道運動を始めるためには自分の無能と動機、体質を捨ててから始めなければなりません。ひとりにでも福音を伝えるという決心をするとき、私たちの能力の無さを真に告白するとき、神様の前で祈りの決断をするとき、神様は働かれます。これが私たちが受ける新しい答えです。
1. 伝道者の生活
これからは神様の答えを体験する伝道者の生活をしなければなりません。私たちの生活が伝道と関係がなければなりません。伝道を悟るときに力を受けて生かされます。このときから講壇のみことばを通していやされるようになり、神様の力が現れます。講壇のみことばが生かされると、出会う人に対する隠された祈りの課題が発見されます。彼らに祈りの課題と答えの方向を言ってあげることが伝道です。
2. 弟子の働き
弟子の働きを始めるためには、まず自分の伝道、みことば、祈りを見つけ出さなければなりません。そのとき、自分の過去、現在、未来に対する新しい目が開きます。そうすると、神様から与えられる力を持って聖霊の満たしを味わって、関わりのある人々を弟子に立てるようになります。結局、次世代と教会が生かされる世界化の祝福を受ける証人として立つようになります。
3. いやしの始まり
考えがいやされるとき、新しく始めることができます。みことばを握って黙想すれば心がいやされます。聖霊の満たしを通して霊的ないやしが始まると、病気は去っていき、聖書的ないやしの奥義を知るようになります。どんな問題や病気が来ても、神様が私たちとともにおられるならば問題になることはありません。
4. 教会の始まり
マルコの屋上の間で始まった初代教会を見て、教会が受けるべき答えを見つけなければなりません。イエス・キリストの復活を体験した人々が神様の前に契約を握って集まりました。聖霊の働きによって3千人の弟子が立てられて、大勢の弟子の群れが集まりました。聖霊の導きを求めながら神様が願われる生活をして、みことば、祈り、伝道を握るならば神様は私たちの教会を祝福されるでしょう。
- 聖霊の導きは世界福音化の奥義です。大きい問題にあっているなら、問題を土台にして力を受けなければなりません。今日新しい答えを味わうためには何を決断し、どのように始めるべきなのかを黙想してみましょう。
訓練院終講メッセージ/ 2010.6.17