祈りと勉強
Ⅰサムエル3:1~9 主が三度目にサムエルを呼ばれたとき、サムエルは起きて、エリのところに行き、「はい。ここにおります。私をお呼びになったので」と言った。そこでエリは、主がこの少年を呼んでおられるということを悟った。(8)
定刻礼拝のための讃美 453番 主はわれはぐくむ牧者
勉強以前に、祈りの奥義をまず持たなければなりません。祈りは霊的な科学であるので、祈っただけ答えを味わうことができます。しかし、最も大きな誤解は、祈っても答えが来ないと思うことです。答えは、すぐ来るものもあるし、時間が過ぎてさらに正確に来る場合もあります。確かな事実は、神様とともにいること自体が祈りであり、答えだということです。生活の中で神様とともにいる時間を持つならば、神様が必ず答えられます。それでは、どのようにすれば祈りの中で勉強の祝福を味わうことができるのでしょうか。
1. 世の知恵にまさる力
祈りは世の知恵にまさります。ヨセフは、神様がともにおられることを味わい、奴隷も総理も問題にはなりませんでした。モーセは、大変な時期に、祈りの力を持って世の知恵を越えました。サムエルは、神様の御声を契約として受け取ったとき、ことばが一つも地に落ちることのない祝福を味わいました。ヒゼキヤは、先祖ダビデの祈りを契約として握って答えを受けました。エリシャは、苦しみの中で神様がともにおられる契約を握って祈り、平安を味わいました。イザヤは、最も苦しかったとき、祈って時代を生かしてRemnantという回復の契約を握りました。そして、パウロはテモテに、キリストにある恵みによって強くなりなさいと言いました。これが、私たちが逃さずに握らなければならない契約です。
2. 時代を生かす知恵を求めたソロモン
最高の知者ソロモンは、一千頭の全焼のいけにえを神様にささげました。神様に一千頭の全焼のいけにえをささげながら求めたことは、富貴や栄華ではなく、知恵をくださいというものでした。このとき、神様が世にまさる知恵を与えてくださいました。これは、東方とエジプトのすべての知恵を合わせたものよりも大きな知恵でした。これが福音を持った者が祈るときに出てくる力です。神様は福音を持った私たちが祈るときに、時代を生かす最高の知恵と力を答えとしてくださいます。
3. 聖霊の満たしの中で勉強
聖霊の満たしの中で勉強することができるならば、世界を生かす事が起きます。ダビデは、主の霊に満たされていました。そしてパウロは、キリストの奥義を握り、他のすべてのものをちりあくただと感じるほどに聖霊の満たしを味わいました。このときから、パウロが持っていたすべての知識は、世界を生かす答えになりました。私たちが必ず覚えておかなければならないことは、成功しても霊的問題はやってくるため、必ず祈りの力を持たなければならないということです。この奥義を持った人を超エリートと言います。
- 勉強は簡単ではありません。しかし、私たちは世を生かす神様の子ども、Remnant、21世紀の主役です。契約を握って、祈りの中で幸せな心で勉強する奥義を見つけましょう。
Remnant伝道学230講/ 2010.6.5