超エリート (Super Elite)
創40:9~23 ヨセフは彼に言った。「その解き明かしはこうです。三本のつるは三日のことです。」 (12)
定刻礼拝のための讃美 / 202番 罪・重荷をのぞくは
本文は、成功したエリートが苦しみにあっていた時、ヨセフが夢を解釈する場面です。エリートに、ある日、解決できない霊的な問題が生じると、手に負えないくらい崩れてしまいます。そのため、神様が福音を持つ私たちを、エリートではなく、「超エリート」として召されました。それでこそ、成功の後にも崩れずに、世界を生かすことができるためです。世界を生かすためには、今から何をしなければならないのでしょうか。
1.今日のみことば、今日の祈り、今日の伝道を握りなさい
ヨセフは、奴隷として売られても、監獄の中に入っても、今日のみことばを握りました。今、自分に起きているすべての事柄が、みことばが成就される過程だということを知りました。また、その中で今日の祈りを握り、神様が与えられた証拠として、今日の伝道を握りました。私たちはこれを毎日握らなければなりません。それでこそ、エリートを生かす超エリートになることができます。超エリートになることを祈りの課題として握って、挑戦しなければなりません。問題が生じて、苦しみにあった時も、必ず三つを握らなければなりません。みことばと祈り、伝道を個人化させることが、世界を動かす福音運動のもっとも重要なカギです。
2.基本的なことを準備しなさい
今から、今日のみことばと祈り、伝道を通して、基本的なことを準備しなければなりません。まず、どんな状況でも勝利できる神様の力を握らなければなりません。二番目に、読書は、単純に本を読むのではなく、今日のみことば、祈り、伝道の中で成り立つ偉大な出会いです。特に、私たちは信仰の偉人伝を多く読まなければなりません。三番目に、世界に大きな影響を与えているユダヤ人は、13歳くらいに成人式を行いますが、その時、自分の専門性を発見して準備します。私たちが今日のみことばと祈り、伝道を握ると、エリートまで生かす専門性と唯一性を得ることができます。福音の中で基本的なことが準備されていると、どんな問題や苦しみにあっても、落胆したり揺れたりしません。
3.祈りの味わいの中に入りなさい
超エリートは、祈りの力を知って味わうべきです。定刻祈りは、重要な霊的なリズムを見つける時間です。これが体質になると、すばらしい力が現れます。それから祈りながら、人生の重要な作品を一つずつ作っていかなければなりません。ダビデは、73篇もの詩篇を残しました。ダビデのように、今日のみことばと祈り、伝道の中で文と詩を書いたり、作曲ができます。これらのことがみな、祈りの味わいの中から出る大きな答えです。
- 超エリートの祝福を私のものにするためには、今日から何を新しく始めなければならないのでしょうか。
フィリピンRemnant集会 1講/ 2010.6.1