福音によって幸せな人
使27:24 こう言いました。『恐れてはいけません。パウロ。あなたは必ずカイザルの前に立ちます。そして、神はあなたと同船している人々をみな、あなたにお与えになったのです。』
定刻祈りのための讃美 / 511番 わが主イエスよ
パウロは、ローマに福音を伝えることを使命として握りました。私たちの使命もまた、福音の光を現場で放つことです。この使命は、私たちが福音のゆえに幸せな時に始まります。福音の中で幸せを味わう祈りを始めると、講壇のみことばが成就して、他の人を生かす答えを受けます。私たち自身が、福音の中で真の幸せを味わうためには、祈りとみことば、伝道を個人化しなければなりません。その時から、答えが実際に与えられます。今日、私たちが必ず回復しなければならないことは何ですか。
1.個人化
今日のみことばと祈り、伝道を必ず個人化させなければなりません。信仰生活をしながら、みことばと祈りと伝道が私たちの生活の中で生きて働いてこそ、自分が生きて、他人も生かすことができます。私たちは、この答えをどのように見つけることができるのでしょうか。まず、祈りで始めれば良いのです。特に、私たち個人の問題をおいて祈っていると、これが土台になり、私たちに起きる苦しみと迫害が、神様の時刻表として見えます。福音が個人化されたパウロには、暴風が問題になりませんでした。むしろ、福音の主役という位置に立つ事件になりました。
2.弟子化
私たち自身が、祈り、みことば、伝道を個人化させると、私たちに出会う人に、私たちと同じように答えられるように助けることが重要です。これを弟子化と言います。これから三つのことを心に込めて、弟子化に成功しなければなりません。まず、重要な人を別に立てて、福音の中でみことばと祈りの力、そして、伝道を体験できるようにさせなければなりません。二番目に、現場で伝道運動を継続できるように、システムを整えることが重要です。三番目に、日を決めて、現場で福音の挑戦をしなければなりません。
3.世界化
福音を持つ私たち自身の祈り、みことば、伝道が個人化され、弟子化されながら世界の現場に進むようになると、すばらしい働きが始まります。パウロはこの奥義を知って、ローマも見なければならないという答えを握りました。神様が私たちもこの答えの主役として召されました。それならば、パウロとローマ16章の人々が見た神様の働きを、私たちもまた見るようになります。
- 自分が個人化され、個人化された私を通して弟子が立てられ、世界が福音化される答えを信仰で描いて、深く黙想しましょう。この祈りの課題を持った人は、答えを見るようになります。
フィリピン伝道集会 2講 / 2010.6.1