どのようにみことばを握るべきでしょうか
ヘブル4:12~16 神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、心のいろいろな考えやはかりごとを判別することができます。 (12)
定刻礼拝のための讃美 / 235番 生命のみことば
私たちは世の中に出る前に、福音の中にある三つのことを私たちのものにしなければなりません。最初は、神様のみことばがどのように成就されたかを見つけることです。二番目は、実際に祈りの答えを受けることです。三番目は、みことばの成就と祈りの答えの証拠を持って証人になることです。これを自分のものにすることが、個人化です。今から毎日、私たちがこの三つのことを実践すると、すばらしいことが起きます。
1.毎日、私はどのように答えを味わうのか
最初に、講壇メッセージを握って、今日のみことば、伝道、祈りを考えなければなりません。神様のみことばを握って、少しだけ祈っても答えられます。その時、私たちが行くすべての所において、伝道の門が広く開かれます。二番目に、現場を事実的に見ながら、すべての不信仰を取り去り、その中でメッセージを握って祈ることです。三番目に、神様のみことばを握って、私たちが持っている霊的な権威を使わなければなりません。私たちが聖霊に満たされて、権威を使うと、毎日答えを味わいます。
2.この祝福をどこで逃すのか
すべての事柄の中でみことばを見つけなければなりません。仕事のゆえにみことばを逃してはなりません。現場で起きるどんなことにも揺れずにみことばを握らなければなりません。私たちに与えられる多くの出会いの中でも、みことばを優先的に握らなければなりません。それでこそ、神様が与えられた祝福を逃さずに、私たちのものにできます。
3.問題が起きると、どのようにすべきか
問題が起きると、私たちが更新できる神様のみことばを握らなければなりません。その時、問題の解答を得て、真の感謝が出ます。聖書の重要な人物はみな、問題が生じた時、みことばを握って、重要な答えを受けました。また、自分がしている事業、または、学業においてみことばを握るならば、神様が必ず聖霊の満たしを与えられます。その結果、事業と学業に神の国が臨み、唯一性の答えを受けます。その時、必ず私たちにある権威によって霊的な戦いをしなければなりません。
- みことばを握るということは、簡単なことではありません。しかし、仕事をしながら、環境や出会いの中で、少しだけ具体的にみことばを握るようになると、新しい始まりを味わうことが できます。今日、私の心に込められるみことばは、どのようなものですか。みことばが心に込められると、真のいやしが始まります。
フィリピン伝道集会 1講 / 2010.5.31