聖霊は実際に働いておられます
使徒19:1~7 これを聞いたその人々は、主イエスの御名によってバプテスマを受けた。パウロが彼らの上に手を置いたとき、聖霊が彼らに臨まれ、彼らは異言を語ったり、預言をしたりした。その人々は、みなで十二人ほどであった。(5~7)
定刻礼拝のための讃美 / 169番 流れる川のごと
答えを受ける人は余裕があります。いくらたくさんのことを知っていても、自分が福音の中で答えを体験しなければ生活に変化はありません。みことばの成就と伝道、祈りが何かを悟ると自分とまわりが生かされます。この答えは、直ちに現場へと流れ、個人化の答えを味わう弟子を立てる重要な土台になり、現場を生かす伝道運動を持続させます。サタンは何か大きな働きをすることが成功であると私たちをだまします。しかし、まことの成功はそれとは違います。かえって問題の中から祝福を見つけ出し、今日という時刻表から神のみことばと出会いの中に隠された神様の計画を見なければなりません。
1. 聖霊の満たし
イエスは神様の子どもに聖霊の満たしを与えると約束されました。私たちの権力と能力によらず主の霊によってと仰せられました(ゼカリヤ4:6)。聖霊の満たしというのは簡単に言えば「ただイエス」で満たされるということです。すべては不要で「ただイエス」であればよいと間違って理解している人たちもいます。「ただイエス」と言いながらすべてのことを否定するのは大きな間違いです。「ただイエス」は神様が私たちを救われたためにすべての問題が終わったということです。また、この福音が神様の子どもである私たちの生活と、私たちとともにいる人に、福音の力が現れることを言います。この祝福に正しく目が開かれれば、みことばが私たち自身と一致し、祈りに答えられる生活が続くようになり、いつも伝道の実を結ぶようになります。福音にあってこれらの答えが続くことを聖霊の満たしと言います。
2. 聖霊の導きといやし
私たちは弱いのですが、聖霊の満たしを味わうと聖霊の導きを受けるようになります。パウロはなにか決定をする前には、聖霊の導きを受けるためにあがき、その働きを進めながらも聖霊に導かれるために全身の力を注ぎました。聖霊の導きを受けると問題を通して事実を見るようになります。また聖霊の導きの中で人を見ると心から理解するようになり、神様の計画を発見するようになります。このときから個人、教会、現場にいやしの働きが現れます。聖霊の満たしを確かに味わうと健康も回復し、考えも変えるようになります。こうなってこそ神様が行なわれるまことのいやしを見るようになります。このとき現場をいやす光を放つようになり、時代を生かす祝福を味わうようになります。
- 福音と答えの個人化が何かを正しく知れば、初代教会に起きた聖霊の満たしの働きを見るようになります。聖霊の満たしの中で、すべてのことが祝福に変わる定刻祈りを回復しましょう。
核心訓練メッセージ / 2010.5.29