福音産業人宣教師
Ⅲヨハネ1:2 愛する者よ。あなたが、たましいに幸いを得ているようにすべての点でも幸いを得、また健康であるように祈ります。
定刻礼拝のための讃美 / 492番 この世のたびじに
ガイオ長老は、聖書で紹介されている産業人の中で最も祝福を受けた産業人です。ガイオ長老は、単純な産業人ではなく、福音のために働く福音産業人宣教師でした。初代教会の伝道運動は、牧会者、現場の弟子だけではなく産業人、専門家、次世代もともにおこなった伝道運動でした。今日、私たちが探し出さなければならない答えです。
1. 逃してはならない5つの現場
全世界的に宗教性を帯びながら産業化させて、利益を得ている組織があります。彼らには、次のような特徴があります。一つ目に、健康産業です。健康といやしにとても専門性を持って深く入り込んでいます。二つ目に、心の産業です。気功、心のいやしなど、飢え渇いている人々に深く入り込んでいます。三つ目に、霊的産業です。四つ目に、占い産業です。五つ目に、時代産業です。彼らを生かすためには、現場を参考にしなければなりません。このとき、私たちには力が必要です。祈りは、私の肉体の力を見つけ出し、私のたましいの深いところに神様のみことばを正しく植えつけることです。定刻祈りは、自分自身に力を供給できる重要な時間です。特に、早朝の時間と夜の時間を活用したほうが良いです。定刻祈りが成り立つならば、すばらしいみわざが起きます。この中で、未来に向けられた神様の計画を握るようになります。
2. 旧約で勝利した人物
神様とともに歩んだノアは、神様のくださる霊的な力で箱舟を作り続けることができました。神様の前で祭壇を築いて祈ったアブラハムは、その力で勝利する事ができました。主がともにおられたヨセフは、その力でどんな問題も苦しみも克服することができました。ダビデは、朝ごとに深い祈りを通して、霊的な大きな力を味わいました。ダニエルは、定刻祈りを通して、時代を変える大きな力を味わいました。
3. 初代教会
世界福音化に代表的に用いられた産業人は、やはり、神様から受けた霊的な力を持っていました。テオピロに福音を説明した福音を持った医者ルカ、五旬節の日にマルコの屋上の間で起こった聖霊の働きを理解した各国から集まった15名の産業人、さまざまな地域現場の中で静かに伝道運動を行なった重職者、高位層に入り込んでいった産業人ルデヤ、プリスキラ夫婦、ピレモン長老がまさにここの主人公です。また、今日の本文に、この祝福を最も多く味わったガイオ長老が出てきました。彼らのおかげで、伝道運動に大きな答えが与えられました。彼らがまさに、福音産業人宣教師です。これが、私たちが味わう祝福です。
-現場に立っている福音を持った宣教師として、私はどんな姿で世界福音化の祝福を味わうのか、黙想してみましょう。
北アメリカ産業人大会1講/ 2010.5.11