福音のためのとても小さな献身
ローマ16:14 アスンクリト、フレゴン、ヘルメス、パトロバ、ヘルマスおよびその人たちといっしょにいる兄弟たちによろしく。
定刻礼拝のための讃美 208番 主イエスわが心に来られ
パウロはフレゴンによろしくと言いました。聖書には、フレゴンに対する説明はまったくなくて、多くの弟子の名前が並べられた記録の中で言及されたことがすべてです。パウロはまったく知られていないフレゴンという人に福音を伝えたのですが、神様がご覧になるのに、それが大きい働きになったのです。伝道と宣教のための献身は小さく見えても、大きい実を結ぶようになります。
1. 福音を持った者の目
福音を持った者は霊的問題とその解決策が何なのかを知っています。ですから、苦しんでいる人を見れば、一番先にあわれみが見えます。霊的問題と解決策を知っている人は、苦しんでいる人を見るとき、単純な救済ではなくて、重要な目で見るようになります。それで、イエス様も公生涯の時、苦しんでいる者を先に尋ねられました。ペテロも足のなえた人を先に尋ねました。パウロも占い、偶像、シャーマニズムに陥った者を尋ねて福音を伝えました。人の霊的な部分が分かったら、霊的に弱い人、貧しい人、無学な人を無視しません。この目が開かれなければ伝道と宣教は難しいでしょう。
2. 無能な者を起こして立てて力ある者にさせる福音
イエス様が十二弟子を呼ばれたのですが、すべて無能な人を呼んで時代を生かす力ある者に変化させられました。パウロはオネシモのような罪人を呼んで、大きい伝道者にしました。オネシモはピレモンの奴隷だったのですが、ピレモンの家で盗みを働いて監獄でパウロに会って福音を受けた人です。ピレモンは、コロサイ教会の長老だったのですが、後にオネシモはコロサイ教会の監督になりました。パウロは平凡なフレゴンを心に置いて手紙に記録して、よろしくと言いました。
3. 弱い人々の中で咲き始める祝福
福音の中にあれば葛藤、試み、紛争の中に陥ることなく、弱い人を助けることができます。信仰生活をはじめて始めたり、正しくしようと思えば、人を通じる葛藤、試み、紛争を経験することがあります。ここにだまされてはいけません。人のため来る葛藤と試みは、恵みを受けることができないようにサタンが使う攻撃の通路です。サタンにだまされなければ、大きい答えを受けるようになるでしょう。
-本当に福音の目で私のまわりの弱い人々を振り返って、彼らに福音を伝える計画を立ててみましょう。
インマヌエル教会聖日 2部 / 2010.4.25