世の中を生かす証人
使徒 2:17 神は言われる。終わりの日に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたがたの息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。
定刻礼拝のための讃美 470番 しずけき河のきしべを
神様が人を生かす福音の証人として、教会を生かす証人として、世の中を生かす証人として私たちを呼ばれました。私たちがこの地を去るとき、福音と伝道の祝福を味わい、神の国を事実的に味わった証拠を残さなければなりません。神の国が臨んだというのは、神様がみことばで私に働かれ、その御名で聖霊が働かれ、主の御使いを送って神様の働きを成しとげられるという意味です。このとき、暗やみの勢力は完全に打ち砕かれます。私たちが残すことは、この地で神の国を味わう奥義です。
1. 私に出会う人に伝える神の国
私に出会うすべての人が私を通して神の国を味わい、学ばなければなりません。このとき、真のいやしが始まります。人間のもっとも大きな問題は、せわしないことと心配ばかりすること、自分の考えどおりに行おうとする体質です。このような問題は、実際に神の国を味わうこと以外にはどんなものによっても解決することができないものですし、どんな苦しみや問題も神の国に勝ったことは一度もありません。どんな勢力も神の国に勝つことはできないのです。
2. 世の中に知らせる神の国
私たちは神の国の奥義を世の中に知らせなければなりません。天と地のいっさいの権威を持っておられる主が、私たちにあらゆる国の人々を弟子としなさいと言われ、世の終わりまでいつもともにいると言われました。また、世のすべての民のところに行って福音を伝えなさいと言われ、主の御名によって悪霊が追い出されると言われました。また、私たちが大きな力を受けて、地の果てにまで主の証人となると言われました。御座におられる主が、この契約を握る私たちといつもともにいると約束されました。
3. 今、成しとげられる神の国
今、私たちに神の国が目に見るように成しとげられるのならば、どのような姿で現れるのでしょうか。はじめに、私たちの教会が代表的な教会へと変わります。これが使徒の働き2章に出てくる初代教会の答えです。だれも妨げることのできない不可抗力的な祝福が現れ、全世界に向けて伝道の門が開かれ、みことばが成就し、3千人の弟子が起きて、現場の働きが日々続くようになります。二つ目に、全世界で私たちのすべての次世代が神の国を見るようになります。三つ目に、ローマ16章の答えのように、次世代を生かす福音運動と、世界福音化のためにすべての伝道者がOnenessとなる答えを受けるようになるはずです。
-今日、私自身と、私に出会う人々と現場に、神の国が臨むように事実的な祈りを始めてみましょう。
世界産業人大会 合宿 3講 / 2010.4.20