福音の証人
使 1:1~8 しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。(8)
定刻礼拝のための讃美 265番 聞けや愛の言葉を
神様は、私たちを福音の証人として立ててくださいました。私たちが福音の証人であるならば、福音は人を生かすものであるため、私たちは人を最もよく理解しなければなりません。人を理解することができないならば、正確な福音を伝えることができないからです。教会の中で、教役者と信徒の関係を十分に理解していなければなりません。教会の中には、持っている者と持っていない者、成功したエリートと失敗した者がいます。牧会者たちは、重職者と信徒をよく理解し、重職者と信徒たちは牧会者をよく理解しなければなりません。こういう雰囲気の中で、真の証拠が出てくるようになります。神様が証拠をくださる者たちには特徴があります。
1. だれに
多くの証拠を持った初代教会の弟子たちは、何を持っていたのでしょうか。はじめに、イエスがキリストだという奥義を持って、キリストを味わう者たちでした。二つ目に、神の国を待ち望む者たちでした。三つ目に、聖霊の満たしを受ける方法を持って味わっている者たちでした。四つ目に、すべての現場において、キリストの証人として出て行く者たちでした。今も、私たちがこの奥義を持っているならば、初代教会に与えられた証拠を私たちにも与えてくださるでしょう。
2. どのように
自分に対して真実に発見していくほど、神様はたくさんの証拠を与えてくださいます。パウロはイエス・キリストを知る前、自分が追い求めていたすべてのものをちりあくただと感じるほど、キリストを発見しました。キリストを知る知識が最高の知識だと告白しました。無気力で、弱い自分自身の姿を発見し、神様の恵みを求めました。恥ずかしい霊的問題と病気をおいて祈りながら、神様の恵みを体験しました。今日、神様の前で自分自身を発見するならば、私たちもまた、神様の証拠を持った証人として立つようになるはずです。
3. いつ
初代教会の信徒たちは、お互いを貴重な存在と思いました。教会の中で、お互いを貴重な存在として見るときに、神様は証拠を与えてくださいます。信徒がともに集まり祈るときに、聖霊に満たされる働きが起きました。伝道の門が開かれ、みことばが成就して弟子が起こされ、自分の財産を差し出すほどの神様の驚くべき働きが起きました。今から福音を持った私たちは、伝道の味を味わいながら祝福を受けなければなりません。
-私が持っている福音の奥義を深く黙想して味わう時間を持ってみてください。また、神様の前で自分自身を振り返り、周りの人々を福音の目で見ながら理解して、かえりみる時間を持ってみましょう。
世界産業人大会 合宿 1講/ 2010.4.19