アスンクリト
ローマ 16:14 アスンクリト、フレゴン、ヘルメス、パトロバ、ヘルマスおよびその人たちといっしょにいる兄弟たちによろしく。
定刻礼拝のための讃美 499番 ばらの露いまだ
「アスンクリト」とは「比較することができない」という意味です。パウロは手紙を送りながら、アスンクリトによろしくと言いました。アスンクリトは、ローマ福音化の祝福の中に入ったのです。アスンクリトはどのようにしてこのような祝福を受けることができたのでしょうか。神様の大きな働きと世界福音化という祝福を、私たちはどのように握らなければならないのでしょうか。
1. 異なる奥義
明日になれば、外に出て世の中の人々と同じように生きていかなければならないため、異なる奥義を持っていなければなりません。これをどれだけ味わっているかが、力があるかないかを左右します。信仰生活に成功したすべての人々には、異なる奥義がありました。アスンクリトをはじめとするローマを福音化したローマ16章の人物たちは、みなこの奥義を持っている人たちでした。神様の子どもであることが確実ならば、祈らなくても答えは与えられます。しかし、祈りの奥義を知らないと、神様の答えを受けても常に時刻表が合わず、後になって悟るようになります。祈りの奥義を味わうならば、三つのことが起きます。
2. 祈りの奥義の中にいるとき受ける答え
はじめに、神様の大きな恵みが見えるようになります。すべての人が罪を犯したので神様の栄誉を受けることができなかったのですが、神様は福音をくださり、子としてくださる御霊を与えてくださいました。どんなものもキリストの愛から引き離すことはできません。これは世々にわたって長い間、準備された祝福です。これが神様の恵みです。二つ目、このときから重要な未来が見えるようになります。なぜ人々はさまよい、失敗するのでしょうか。未来が見えないためです。定刻祈りを始めるならば、必ず恵みが与えられ、未来が見えるようになります。どれくらい未来が見えるようになるのでしょうか。「ローマも見なければならない(使19:21)、ローマでもあかししなければならない(使23:11)、必ずカイザルの前に立ちます(使27:24)」パウロはこのように確かな未来を見ました。三つ目に、このときから他人には分からない力が与えられます。神様はパウロに成就するメッセージをくださいました。そして、伝道の門が続けて開かれました。アスンクリトとローマ16章の人物たちが受けた祝福を受けるようになり、すべての伝道者の家主となるくらいの力が与えられます。
-神様は私たちに世の中を生かすことのできる奥義を与えてくださいました。アスンクリトをはじめとするローマ福音化に大きく用いられたローマ16章の人物たちは、この奥義を味わったため、時代の問題を解決し福音の証人として立つことができました。それでは、私は今日、何から始めればよいのでしょうか。現場と世の中を生かす、異なる力を受けることができるように祈ってみてください。
インマヌエル教会 聖日 2部 / 2010.4.18