偵察人の目
民14:1~10│ただ、主にそむいてはならない。その地の人々を恐れてはならない。彼らは私たちのえじきとなるからだ。彼らの守りは、彼らから取り去られている。しかし主が私たちとともにおられるのだ。彼らを恐れてはならない。(9)
未来に対する不安をぬぐい去ることができない時があり ます。霊的事実より現実がはるかに大きく心に迫ってきて、 自分と環境を見ると、うまくいかない条件だけが目に留まり ます。このようなときは、どのようにしなければならないの でしょうか。
1.みことばを通してあらかじめ見せてくださること
神様はモーセを通して、イスラエルの民に何回も約束を くださり、なにかある時ごとに、思い起こすようにしてくだ さいました。そのみことばを信じた人は、現実にだまされま せんでした。現実の感覚がない空虚なことを握ったのでは ありません。神様のみことばをあらかじめ見て、あらかじめ 持つ人は、神様が準備されたことをあらかじめ味わって、カ ナンの地に入る前にあらかじめ征服して、みことば成就を 味わうようになります。
2.みことばが生きて動く生活
カナンの地は堅固で絶対に入れないと主張した人々と、 みことばをあらかじめ握ってカナンの地に入る準備をした 人は違いました。彼らは神様から受けたみことばを現場に持ってきて、実際の生活で味わいました。みことばの中で神様が与えてくださった使命を悟って、今日、私がしなけれ ばならないことを見つけ出しました。
今日、私はヨシュアとカレブの位置に立っているのか、他 の偵察人の位置にいるのかを点検しなければなりません。持っていることがなくて、背景がなくても、神様がともにお られるならば良いのです。その霊的事実を信じる人は、どん な現場に行っても人々を助けて生かす役割をするでしょう。