患難の中に最高の答えが 隠されています。
使徒11:19~30│ さて、ステパノのことから起こった迫害によって散らされた人々は、フェニ キヤ、キプロス、アンテオケまでも進んで行ったが、ユダヤ人以外の者にはだれにも、みこ とばを語らなかった。ところが、その中にキプロス人とクレネ人が幾人かいて、アンテオケ
水 に来てからはギリシヤ人にも語りかけ、主イエスのことを宣べ伝えた。(19~20)
♬定刻礼拝のための讃美 423番 弱きとき主は
使徒の働き11章は、初代教会にとって最も重要な事件でした。初代教会にステパノの殉教と言う大 きな患難が来ましたが、むしろこのことによって散らされた者たちが所々に福音を伝え、多くの人が信 じて主に立ち返りました。神様はいつでも患難の中に最高の答えを隠しておかれました。私たちが間 違いをして受ける迫害や患難は、早く間違いを認めれば良いのですが、私たちの間違いとは関係なく 受ける患難には必ず神様の大きな計画があります。
1. 患難の中にすばらしい理由があります。
患難の中には神様の大きな計画があります。ユダヤ教とローマの迫害が激しくなり、初代教会の信徒たちは、隠れてマルコの屋上の間に集まりました。神様が患難を許され、ま ことの弟子たちを集められたのでした。ペテロとヨハネが、生まれながら足のなえた人を 歩かせたと、宗教裁判の場に立つようになりました。このとき神様は、ペテロを通してイス ラエルにまことの福音を伝えるようにされました。また、神様はステパノの殉教を通してア ンテオケに宣教の門を開かれました。
2. 神様が隠しておかれた5つの祝福
患難を見る目があれば、神様が隠しておかれた5つの祝福を見るようになります。使19:11~30 伝道の門と宣教の門が開かれ、祝福が従ってきます。だれも防ぐことができない恵み の門が開かれ、大きな群れの弟子の門が開かれました。飢きんになりましたが、経済の門 も開いてくださいました。
3. 患難を通して再創造の働きを成されます
神様は患難を通して、絶対にありえない再創造の働きを成されます。ある日、神様が初代教会に患難を与える主人公であったパウロを打たれました。使9:15 パウロはバルナバと 共にアンテオケ教会で大勢の群衆を教え、使11:25~26 初の宣教師として公式に派遣されま した。使13:1~3 このように世界史を変える神様の再創造の働きがはじまりました。
患難を見る目があれば、苦しみに落胆したり揺れたりしません。今、私が体験している患難の中に、どのような祝福が隠されているのか、神様に集中してみことばを深く黙想してみましょう。
インマヌエル教会 聖日 1部 / 2013.7.28