迫害と弟子
使徒8:1~8 │ サウロは教会を荒らし、家々に入って、男も女も引きずり出し、次々に 牢に入れた。他方、散らされた人たちは、みことばを宣べながら、巡り歩いた。ピ リポはサマリヤの町に下って行き、人々にキリストを宣べ伝えた(3~5)、それでその町に大きな喜びが起こった。(8)
♬定刻礼拝のための讃美 344番 この目は何も見えずとも
ステパノの殉教をはじめ、初代教会に大きい迫害がきました。みんなが迫害により散らされたので すが、ピリポは難しい環境に落胆せず、サマリヤの町に福音のみことばを伝えて、町には大きい喜び が起こりました。迫害の中でも揺れたり落胆せずに福音を伝えられた理由は何だったのでしょうか。 この答えの奥義を捜し出さなければなりません。私たちが生活で目で見ること、心で見ることをすべ て祈りで味わい始めれば、神様がくださる驚くべきことを発見するようになります。
1. 迫害は私のためのこと
迫害は私に苦しみを与えるように見られるのですが、反対に、神様が私の足りなさを満たすために与えられることです。ヤコブ1:14 迫害は、私が滅びないように私を準備させること で、Iコリント1:18 ただマルコの屋上の間で起きた答え使徒1章 を持って勝てるということを分か らせるためです。そして、散らされた者によって全世界が生かされるのを悟るようにするた めです。使徒8:4 さらに重要なのは、過去の霊的問題から抜け出せるように、私たちに迫害 を与えられるということです。それゆえ、神の子どもは迫害がきても関係ありません。
2. 迫害はまことの弟子を見つけること
迫害が起きるとき、まことの弟子を見つけるようになります。もし、マルコの屋上の間の集いが驚くべき祝福であることをあらかじめ分かったとすれば、人々は急いで集まってきたで しょう。それゆえ、神様はまことの弟子だけが知ることができるように、迫害を許されたの です。迫害を通してまことの弟子が起きました。良い地に落ちた種が30倍、60倍、100倍の 実を結んで、小さいからし種が育って大きい木になるように、まことの弟子に会う瞬間、す べての問題が解決されます。
3. 迫害は未来の霊的問題を解決すること
ピリポがサマリヤの町にキリストを伝えたとき、多くの人についた汚れた悪霊が離れて、多くの病人がいやされるようになりました。神様は時代ごとにまことの伝道運動のた めに迫害を許されます。世々にわたって長い間、隠されていたことを見せるためです。どん な世の中でも勝てるように、未来を準備するために迫害を許されたのです。
フォーラムの主題
迫害と苦しみは、神様が許されたことです。今、私が体験している苦しみの中にある神様の計画が何か黙 想してみましょう。
インマヌエル教会 聖日 2部 / 2013.6.30