世の中を変える奇跡、祈り
出12:1~51 │ ちょうどその日に、主はイスラエル人を、集団ごとに、エジプトの国か ら連れ出された。(51)
♬ 定刻礼拝のための讃美 487 番 いつくしみ深き
お金が多くても、学識が高くても、権力があっても自殺する人がいます。ほかの人からうらやましく 思われる生活を送っていても、自分も分からないむなしさに苦しめられます。神様を離れた人間は、ど んなにあがいても、まことの幸せを知ることはできません。世の中は神様を知らずに、ますます暗や みの文化に染まって行きます。こういう世の中を生かすために、神様が神の子どもを呼んで祈ること ができる祝福をくださいました。祈りには世の中を変えるほど、大きくて驚くべき力があります。この 祈りをどのように味わわなければならないのでしょうか。
1. はじまり 救われた神の子どもならば、神様がくださった明らかな祝福と方向があります。しかし、
多くの信徒がこの祝福をどのように発見するべきなのか、どのように味わうべきなのかよ くわかっていません。目の前に見える問題に答えを探すよりは、私の中から私とともにおら れる聖霊に満たされることを味わわなければなりません。聖霊の導きを受けて、聖霊の満 たしを受ける方法がまさに祈りです。24時すべての考えを祈りとつなげながら神様に質問 するとき、聖霊の導きと聖霊の満たしを味わうようになります。
2.答え 答えは単純に受ければ良いことではありません。出エジプトの働きを体験したイスラエ
ルの民は、この答えを神様の力の証拠として心に握りました。過越祭の血の契約を通して イエス・キリストの意味を悟って、幕屋を中心に生きながら神様の奇跡を体験しました。私 に与えられた答えを深く黙想するとき、イスラエルの民が体験した出エジプトの答えを味わ うようになります。
3. 教会 信徒がみことばを黙想しながら神様が与えられる働きを体験するとき、教会は自然に生
き返ります。契約を堅く握ったひとりを通して神様が一つの教会と国、世の中と時代を生 かされるのです。一度も行ってみたことがない道を行かなければならないイスラエルの民 は、恐れることなく、ひたすら契約の箱について行ったので奇跡を体験しました。世の中で も私の弱さによって恐れるのではなく、ただ信仰で挑戦するとき、教会が生かされて伝道 運動が起きます。
フォーラムの主題
神の子どもに与えられた祈りの力でなければ、世の中を生かすことができません。私に与えられた世の中 を生かす奥義を黙想しながら今日、祈りを回復しましょう。
テグ地域伝道集会 1講 / 2013.5.7