次世代に伝えるべき神様の契約
II歴代1:1~6 │ ソロモンはその所で主の前にある青銅の祭壇の上に――その壇は 会見の天幕の所にあった――いけにえをささげた。すなわち、その上で一千頭の 全焼のいけにえをささげた。(6)
♬定刻礼拝のための讃美 179番 良き知らせを
ダビデは羊を飼う羊飼いでしたが、いつも神様のみことばに関心がありました。ダビデは契約の箱 を心に留めていて、契約の箱を置く神殿がないことをいつも残念に思い、心を痛めていました。契約 の箱を安置して神様の契約を次世代に伝えることを人生の最高の目標と使命に思いました。契約の 重要性を悟ったなら、次世代にこの奥義を伝えなければなりません。そのとき神様がダビデに与えら れた祝福を与えられます。ダビデは次世代に神様の願いを伝えることを真心から願いました。
1. ダビデが契約を伝えるときに祝福されました ダビデはソロモンに契約の箱を置く神殿を準備して、神様がくださったみことばを堅く
握って味わうように伝えました。神殿建築の契約を受け継いだソロモンに、神様は海のよ うに広い知恵を与えられました。大きな名誉と経済、世界各国と貿易する祝福も与えられ ました。各国の王たちがソロモンに出会うことが夢であると語るほど、神様はソロモンを 祝福されました。結局、この祝福を通して、ソロモンは神殿を建築する答えを受けました。
2. ダビデが伝えられなかったことがあります ダビデはソロモンに契約の箱に関する使命は伝えましたが、契約の箱の中に入った契約
の核心は深く伝えませんでした。神様が大きな祝福を与えられたのにも関わらず、ソロモン は契約を逃して失敗し始めました。神様を知らない女の人と結婚し、妻とそばめを千人も 置きました。千人にもなる妻とそばめは、自分の国から偶像を持って入り、イスラエルに偶 像文化が広まりました。このためにイスラエルに大きな分裂が起きて、結局、国は二つに分 けられました。
3. ソロモンが後悔したことがあります ソロモンは苦しみを受けた後に神様の前に進みます。ソロモンは伝道者の書を通して
「すべてがむなしいこと」だと告白しました。世の中のすべての富と栄光、名誉と権力を手 に入れましたが、ソロモンは晩年になってやっと契約が唯一の答えであると告白します。 ただ主だけが真実であって、まことのことは主を見上げることであると悟ったのです。次 世代にイエスがキリストであるという契約の奥義を真っ先に伝えなければなりません。
次世代にたくさんのことを伝えることはできますが、その中で一番重要なものは福音です。次世代にこの
福音をどのように伝えるべきかを黙想しながら、未来に起きるRemnant○運動のために祈りましょう。
インマヌエル教会 聖日 2部 / 2013.4.21