ひとりの時間
Iサムエル16:1~13 │ サムエルは油の角を取り、兄弟たちの真ん中で彼に油をそそ いだ。主の霊がその日以来、ダビデの上に激しく下った。サムエルは立ち上がって ラマへ帰った。(13)
♬定刻礼拝のための讃美 506番 なおもみめぐみを
ダビデは幼いとき、ひとりの時間が多かったのです。野原でひとりで羊を飼いながら、残った時間 に神様をほめたたえる詩を書きました。ダビデはひとりという孤独に揺れませんでした。むしろひとり の時間を通して神様と疎通しました。ダビデはひとりでいる時間に、他の人が知らない神様が与えら れる力を得ました。その力を通して契約の箱を置く神殿を建築する王の答えを受けたのです。ダビデ が幼い時期に味わった力は何だったのでしょうか。
1. 3つの刻印 ダビデの心には3つのことが刻印されました。神様のみことばを深く黙想しながら心に
みことばを刻み、生涯に70篇を越える詩を作りました。また、深い祈りの中で神様と疎通 して、いつも神様をほめたたえて感謝していました。そして、羊を飼うことにも最善を尽くし て唯一の答えを受けました。小さいことにもみことばと祈りで力を受けて唯一性の答えを 受けたダビデは、後にイスラエルの民と世界を生かす歴史的な人物になりました。
2. 聖霊の満たしIサムエル16:13 サムエルがダビデを王とするために油を注いだとき、主の霊が大きく臨んだと言われて
います。サムエルはダビデの頭に油を注いだだけでなく、神様の力を意味する契約の箱の 奥義と、神殿建築のビジョンを伝えました。神様が望まれることを悟ったダビデに、聖霊 の満たしが臨んで、神様の力を体験するようになりました。聖霊の満たしの奥義を持って 世の中に出て行くとき、神様が最高の位置に立たせてくださいます。
3. いやしの力Iサムエル16:23 ダビデが賛美をするとき、サウル王に臨んだ悪霊が離れました。このように、聖霊の満
たしを味わう神の子どもが行く所ごとに暗やみの勢力が離れます。ダビデは神様が約束 された女の子孫創3:15が来られることを信じて、箱舟の契約創6:14と、過越の血の契約出3:18 の奥義を分かっていました。この力を持っていれば、行く所ごとに暗やみの勢力が離れて、 いやしの力が現れます。
フォーラムの主題
神様がこの時代の暗やみの文化を防いで福音を伝える人物として私を呼んでくださいました。今日、ひと りでいる時間に必ず回復する霊的奥義を黙想して、深い祈りをのがさないようにしましょう。
インマヌエル教会聖日 2部 / 2013.4.7