サムエルの体験

Iサムエル3:1~19 │ そのうちに主が来られ、そばに立って、これまでと同じように、 「サムエル。サムエル」と呼ばれた。サムエルは、「お話しください。しもべは聞い ております」と申し上げた。(10)

♬定刻礼拝のための讃美 493番 主イエスわれに命たまい

聖書の中の最高の王は断然ダビデです。しかし、ダビデの頭に油を注いで、時代に向かった神様の 契約を伝え、ダビデを王として育てた人はサムエルです。彼は、神様を離れた以後に人間に来た問題 を分かって、神様がそのすべての問題を解決されるためにキリストを送られることを信じました。サム エルは、この事実をダビデに伝えて、ダビデは福音で時代を変える王になりました。サムエルはどのよ うに民族と時代を生かす働きに用いられたのでしょうか。

1. ナジル人として育ちました サムエルは「ナジル人」として育てられました。ナジル人は、生活全部をすべて神様にさ

さげた人という意味です。ナジル人は福音と霊的問題を分かり、この世に絶えず生じる問 題がなぜきたかを分かる指導者です。幼いときから神殿で生活しながら神様の御声を聞 いたサムエルを通して、ミツパ運動が起きました。この運動を通してすべての民が偶像崇 拝をやめて神様に立ち返りました。サムエルは、後にダビデを時代を生かす次世代として 育てました。

2. 契約の箱の奥義を分かりました サムエルは、契約の箱の重要性を分かりました。契約の箱には神様のみことばが書かれ

た石の板と、アロンの芽が出た杖、マナを入れた壷が入っていました。石の板は神様がくだ さった契約のみことば、アロンの杖は神様の力、マナを入れた壷は神様の保護を意味しま す。契約の箱のそばでサムエルは食べて寝ながら生活しました。神様の御声を聞く祝福を 受けたサムエルは、福音の力と神様の導きを体験して、この契約をダビデに伝えました。

3. 正しい教会のために祈りました サムエルの心の中には教会に向かった祈りがありました。神様のみことばがまれにしか

なくなり、教会と牧会者が使命を果たすことができない姿を見ながら、正しい教会のため に祈りました。神様の驚くべき導きと力を体験したサムエルは、ダビデを呼んでこの使命 を伝えて、ついにダビデを通して神殿建築の答えが成されました。

神様が希望されることをはっきりと分かったサムエルは、一生神様の導きと祝福を受けました。サムエル

が受けた答えが私の答えになるためには、何を体験しなければならないのでしょうか。

インマヌエル教会聖日 1部 / 2013.4.7