刻印のいやし
使徒2:41~42 │ そこで、彼のことばを受け入れた者は、バプテスマを受けた。その 日、三千人ほどが弟子に加えられた。そして、彼らは使徒たちの教えを堅く守り、 交わりをし、パンを裂き、祈りをしていた。
♬定刻礼拝のための讃美 415番 主イエスなしには
イスラエルの民は、長い歳月の間、周辺の強大国によって攻撃され、奴隷、捕虜、属国として過ごし ました。そのために、イスラエル民族には、奴隷や捕虜が持っていた誤った体質が根元の深くまで打 ち込まれていました。誤った体質は、福音を宣べ伝えるのに障害物になり、神様のみことばが正しく見 ることができないようにさせました。そのとき、神様は時代をいやすために神の子どもを呼ばれ、立て られました。神様の計画を成し遂げるために呼ばれた私は何をすれば良いのでしょうか。
1. まず刻印されたことをいやせば良いです 難しい環境のために、自分も知らないうちに心の中に刻印されていることがあります。心
と考えが誤れば、生活の規律を失って、肉体も病気になるようになります。ヨセフは母親 がいず、兄たちに嫌われながら育ったのですが、傷と問題を神様の計画を見る土台としま した。ヨセフの心に神様のみことば、契約が刻印されていた恵みのゆえでした。私の中に 刻印されたことは、ただ神様のみことばでだけいやされることができ、このとき、すべての 問題は神様の力を確認する通路になります。
2. 祈りでいやせば良いです 心に刻印されたことが神様のみことばでいやされれば祈りになります。ダビデがサムエ
ルに会って神様の契約を伝えてもらい、王として油を注がれたとき、聖霊が満たすように 臨みました。それ以降、ダビデのすべての生活は祈りになって、神殿の契約と王の夢を持 って神様がくださる力を得ました。正確な神様のみことばを握って祈りで黙想するとき、 いやしが始まります。
3. 世の中をいやせば良いです みことばと祈りを通して私自身がいやされれば、世の中をいやす力ができます。モーセ
は荒野で80年間さまよっていましたが、神様がくださった契約をホレブ山で実際に体験 した後、歴史的な答えを受けました。神様の前で自分の弱さだけ話していたモーセを通し て、エジプトに十の災いがくだされ、紅海が分かれました。神様は私の力、レベルと関係な く、神様の働きをすることを願われます。神様がくださる力で世の中をいやす答えを味わえ ば良いのです。
今日、私にくださった神様のみことばは具体的に何でしょうか。このみことばを深く黙想してみましょう。
みことば黙想が私の中に刻印されたことをいやし、世の中を生かす大きい力になるでしょう。
ヨーロッパRemnant大会 1講 / 2013.4.3