唯一性の伝達
使徒2:1~4 │ すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、 他国のことばで話しだした。(4)
♬定刻礼拝のための讃美 8番 声高らに
だれも知らない「幸せな奥義」を持っていれば、他の人に言いたくなります。福音もやはり同じこと です。みことばを黙想しながら祈りの中で神様の力を体験すれば、この奥義を他の人に伝えたくなり ます。世の中にない唯一の福音を他の人に伝えるとき、まことの伝道が始まります。暗やみの勢力が満 ちている21世紀を生かす唯一の方法は、ただイエス・キリストだけです。それならば、この唯一の道を どのように伝えなければならないのでしょうか。
1. 五旬節の答え 五旬節はユダヤ人が集まる祭りです。その日、過越の祭りにオリーブ山でイエス様から
神の国と聖霊の満たしの契約を聞いた弟子たちが集まって契約を握って祈りました。その とき、神様がくださる聖霊の力と働きを体験しました。地域を生かす弟子が立てられて、福 音を知らずにさまよう人々にイエス・キリストの唯一の契約が伝えられました。神様のみこ とばを黙想しながら聖霊で満たされるとき、五旬節の答えを受けます。
2. ステパノの患難 ステパノは福音を伝える伝道者だったのですが、クリスチャンを迫害する群衆のゆえに
殉教しました。そのとき、福音を持った信徒が全地域に散らされました。迫害が伝道の大 きい道になったのです。全地域に散らされた福音を持った弟子たちを通して、唯一性の福 音がすべての人に伝えられました。危機は答えを味わう機会になって、問題は神様の働き を体験する通路になります。
3. 世界を生かす時刻表 神様はみことばを黙想しながら神様の計画に従う信徒に道を開いてくださいます。ロー
マ16章の信徒が、会う人ごとに福音を伝えて、その人々を通して全世界の国々に宣教の門 が開きました。彼らは神様が各自の現場に送られた理由と、個人に与えられた裏面契約を 悟って、世界を生かす神様の時刻表を見たのです。これを見た弟子たちが世界を生かす伝 道の門になりました。
フォーラムの主題
五旬節に初代教会に働かれた聖霊が、今日、私を満たして臨んでくださるように祈り、今日の困難、危機、 問題を通して神様が備えられた大きい伝道の道を見るように祈りましょう。
ヨーロッパ伝道集会 2講 / 2013.4.3