霊的な力を得る伝道体験

詩篇5:3 │ 主よ。朝明けに、私の声を聞いてください。朝明けに、私はあなたのた

めに備えをし、見張りをいたします。

ダビデはひとりで羊を飼いながら、神様のみことばを深く黙想しました。みことばと祈りの中で力

を得るので、世の中で恐れることがありませんでした。神様がくださる大きな力を体験するとき、神の

子どもに問題となる事は何もありません。霊的な力を味わったダビデは、行く所々で神様の力をあか

しする伝道体験をしました。ダビデが体験した伝道は、どのようなものだったのでしょうか。

1. 私自身を生かす伝道

伝道は心に福音を植えることです。ダビデが神様のみことばを黙想しながら詩篇を書い

たとき、ダビデの生活全体に伝道運動が起こりました。また、神様が羊飼いであったダビ

デに石を投げる技能を与えられ、目に見える苦しみを通して、神様の力を体験するように

されました。この証拠を持って世の中に出て行ったとき、ダビデが行く所々にみことばが

伝えられました。伝道の始まりは心に福音ではない他のことを抱く私に打ち勝ち、福音を

植え付けることです。

2. 伝道の時刻表

時刻表は神様が備えられた答えの機会です。ゴリヤテがイスラエルに攻め込んできて、

悪行を行ったのも、ほかの人には災いでしたがダビデには神様の力をあかしする時刻表で

した。神様の計画を知ったダビデは、神様が自分を守られることを確信しました。時刻表

を知る人は、どのような問題や事件も恐れません。逆に神様とともにいる祝福を味わって

出て行く伝道の門となります。

3. 世の中を生かす伝道

世の中に出て行ったダビデに死の危機がやってきました。サウル王がダビデに槍を投

げ、刺客を送るなど、ダビデを殺そうとしました。しかしダビデはサウル王を恨んだり、殺

そうとしませんでした。逆に追われている間にも神様を賛美しました。世の中の問題と関

係なく、神様だけを見上げたダビデは、結局、契約の箱を置く神殿を建てるのに献身しま

した。数多くの事件があっても、神様とともにいる私には、苦しみが神様の契約を成就さ

せる機会となります。

みことばと祈り、伝道が心に刻印されたに人に、神様の力が現れます。私の心に何を抱くのか、考えてみま

しょう。