神様とともする祈りの体験
Ⅰサムエル16:23 │ 神の霊がサウルに臨むたびに、ダビデは立琴を手に取って、ひ
き、サウルは元気を回復して、良くなり、わざわいの霊は彼から離れた。
ダビデは、聖書で答えを最もたくさん受けた人物だと言えます。しかし、ダビデには数多くの苦しみ
がありました。ダビデは死の危機の前でも落胆をしたり揺れたりしませんでした。祈りを通して、神様
がともにおられる奥義を味わったためです。ダビデがいかなる環境でも揺れずにインマヌエルの祝福
を味わった秘訣は何でしょうか。
1. 定刻祈り
ダビデは幼いときから、ひとりでいる時間に祈りを味わいました。朝と夜に祈る体質
は、王になってからも続きました。定刻祈りは単純な祈りではなく、祈る体質を備え、心に
長くあった傷をいやす時間です。毎日、神様がくださるみことばを心に抱いて祈るとき、神
様とともにする奥義を味わい、賛美があふれます。このとき、神様がくださる技能とビジョ
ンを発見するようになります。
2. 聖霊の満たし
定刻祈りを通して、神様がともにおられることを味わうならば、まことの幸せを味わうよ
うになり、祈りが成り立ちます。祈りの本論は聖霊の満たしです。ダビデに主の霊が激しく
臨んだように、Ⅰサムエル16:1~13 聖霊の満たしを味わうようになります。このとき、世の中を
変える力が生まれます。暗やみの勢力で満ちた世の中で揺れずに、神様がくださる計画に
従って大胆に出て行くようになります。定刻祈りは私をいやす時間であり、聖霊の満たし
はインマヌエルを味わって神の国を回復する時間です。
3. 現場の証拠
定刻祈りを通して聖霊の満たしを体験すれば、私がいる現場で神様の力が現れます。
ダビデが聖霊によって満たされたとき、ダビデが賛美をしただけでも、サウルに働いてい
た悪い霊が離れました。このように神様がともにおられ、聖霊によって霊的な力を増し加
えてくださるという事実が現場であかしされます。生活の中で神様のみことばが成就され
るのです。この祝福を味わうとき、現実を超越し未来を見る働きが起こります。
私の定刻祈りはどうでしょうか。うまくできないとあきらめないで、もう一度はじめてみましょう。定刻祈り