みことば運動
使徒2:14~21 │ しかし、主の名を呼ぶ者は、みな救われる。』(21)
神様は、福音を悟ったひとりの人を通してみことば運動を起こされました。神様が願われることを
悟った人がみことば運動の主人公です。初代教会の信徒は足りませんでしたが、世界福音化に命をか
けたため、時代と歴史を変えるみことば運動の主役となりました。初代教会の信徒は、ただイエス・
キリストだけが、すべての問題の解答であることを悟りました。どのように初代教会と同じように、時
代を生かすみことば運動の主役になることができるのでしょうか。
1. 教会で味わうみことば運動
初代教会で伝道運動の主役となった人々は、イエスがキリストという事実で人生の答え
を下ろしました。また、神の国を体験し、霊的な力の奥義を知る人々でした。そして、神様
の計画である世界福音化を生活の理由としました。このとき、初代教会の信徒を通して、
神様のみことばが成就される祝福が臨みました。成就されたみことばが、福音を知らない
人と現場に伝えられたのです。
2. 現場で味わうみことば運動
教会から各信徒に伝えられたみことばが現場にも伝えられます。福音で人生の答えを発
見した信徒が、各地域と学校、会社へ散らされて行くとき、信徒を通して福音の力とみこと
ばの成就が表れます。心に神様が下さるみことばが刻印されているならば、心配をする必
要がありません。神様が私がいる地域と現場に働かれ、私の力と関係なく伝道の門が開
かれます。現場に散らされた者たちが、それぞれみことばの成就を味わうとき、みことば運
動が起こります。
3. 家庭で味わうみことば運動
イスラエルの民族に大きな危機と迫害があったとき、救われた神様の人々がマルコの屋
上の間に集まって祈り、神様の力を見上げました。このとき、五旬節の聖霊の働きが起こり
ました。また、ルデヤの家で起こったみことば運動は、ピリピを生かす始まりとなりました。
家庭で始まった小さな集まりは、ひとつの民族を生かし、世界福音化を成し遂げました。こ
のように、家庭でみことば運動が起こるとき、神様が計画された働きが成就されます。
神様のみことばを体験した私を通して時代を変えるみことば運動が始まります。どのようにみことば運動
を始めるべきか祈って計画を立て、具体的に挑戦してみましょう。