神様のみことば
詩119:1~11 │ どのようにして若い人は自分の道をきよく保てるでしょうか。あなたの
ことばに従ってそれを守ることです。私は心を尽くしてあなたを尋ね求めていま
す。どうか私が、あなたの仰せから迷い出ないようにしてください。あなたに罪を
犯さないため、私は、あなたのことばを心にたくわえました。(9~11)
どんなことでも、それを証明する証拠があれば信じるしかありません。そのように、神様がくださっ
た証拠を握るなら、その信仰は揺れません。ダビデがたくさんの死の危機と問題の中で神様をほめた
たえることができた理由は、まさに証拠があったためです。ダビデは神様が自分を王として立てられ
るというみことばを確実な証拠に握っていました。ダビデのように世の中で揺れないためにはどうす
ればよいでしょうか。
1. 時代の問題から証拠を発見すればよいです
イスラエルの民が契約を逃したとき、ダビデは契約の箱の重要性を悟って神様がくださ
った契約を握りました。ペリシテ人がイスラエルに攻めてきたときに、ダビデは神様がくだ
さった契約をより堅く握りました。また、サウル王がダビデを殺すために追いかけてきたと
きも、なにをすべきかを知っていました。世の中に問題が多く、苦しみがあっても、神様が
くださった契約だけを見上げるなら証拠を発見します。
2. みことばの証拠を握ればよいです
ダビデは既成世代が契約を逃していたときに、神様のみことばを証拠として握りまし
た。詩78:70~72 サムエルがダビデの頭に油を注ぐとき、主の霊が臨まれ、そのときからダビ
デを通してみことばの証拠が現れました。ダビデがゴリヤテの前に立ったとき強国ペリシ
テが逃げて、サウル王の前で賛美するときに悪霊が去って行きました。みことばの証拠を
握った神の子どもが行くところごとに神様の力が現れてみことばが成就されます。
3. 答えの証拠を握ればよいです
ダビデは幼い頃、将来に王になるという契約を握りました。少年時代にはゴリヤテに勝
つ証拠を握り、青年になってはサウル王に勝つ証拠を受けました。また王になっては神殿
建築の使命を証拠に握り、老年時代にはイスラエルの民に契約を伝えて国を正しく立てる
証拠を持っていました。ダビデは一生、神様がくださるみことばを証拠に握って答えの人と
して用いられました。
神様のみことばは神様が私にくださった契約であり証拠です。みことばを通してどんな証拠を握りました
か。思いつくままに記録してみましょう。