伝道の力の体験
Iコリント1:18~31 │ 事実、この世が自分の知恵によって神を知ることがないのは、
神の知恵によるのです。それゆえ、神はみこころによって、宣教のことばの愚かさ
を通して、信じる者を救おうと定められたのです。(21)
多くの人は口が達者で知識のある人がよく伝道できると思います。しかし、伝道は人の力でするこ
とではありません。伝道の核心は「ただキリスト」です。私の人生がキリストによって答えを受けたな
ら、その答えを伝えればよいのです。神様は私を人間をとる漁師として呼ばれました。マタイ4:19 伝道す
るしかないように霊的な力を与えられ、伝道するときにたましいが生かされる祝福をくださいます。伝
道の大きな力をどのように体験することができるでしょうか。
1. ただその時間
福音がかすかになると災いと滅亡が迫ってきました。そのたびに神様は福音を伝える伝
道者を呼ばれました。福音がかすかになったこの時代を生かすために、神様は私を伝道者
として呼ばれました。私の足りなさと弱さを知っておられ、聖霊の満たしを通して伝道する
力を与えられます。また福音を知らないために死んで行くたましいに出会わせて、伝道の
門を開いてくださいます。聖霊の満たしを味わうとき、伝道現場にキリストの光を放つよう
になります。
2. ただその内容
ただイエス・キリストを宣べ伝えるとき、最初に起きることが聖霊の働きです。また現場
に臨んだ災いが崩れて、暗やみの勢力は砕かれます。これが神の子どもに与えられた権威
です。また神の子どもが行くところごとに神の国が臨み、イエス・キリストの福音が伝えら
れます。伝道は難しいことではありません。「ただ」イエス・キリストの奥義を伝えるとき、
すべての権威と祝福が臨みます。
3. ただその方法
マルコの屋上の間とアンテオケ教会には伝道にいのちをかけた人々が集まりました。個
人は足りなくて弱かったのですが、彼らが福音の価値を悟ってみことばを宣べ伝えると
き、世界福音化の門が開かれました。また彼らは自分の職業を伝道の道具にして、神様の
前で最善をつくしました。このとき産業と経済にも神様が与えられる祝福が臨みました。
生活のすべてが伝道の方法になるとき、神様が祝福されます。
伝道は神様の時刻表にあって、ただイエス・キリストを神様の方法で伝えることです。どのように伝道の
奥義を味わえばよいでしょうか。深く黙想しましょう。