祈りの力の体験
使徒1:8 │ しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受け
ます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わた
しの証人となります。
信仰生活で一番重要なことは祈りですが、同時にほとんどの信徒が困難を感じる部分もまた祈り
です。祈りは霊的な科学であり、祈りの奥義を持っている人は神様の世界を見ることができます。祈
りを深く味わった聖書の人物は、神様がともにおられることを知っていたために死も恐れませんでし
た。また問題と苦しみの前でも恨んだり言い訳をしたりしませんでした。救われた者にくださった一
番大きな武器はまさに祈りです。この奥義をどのように味わうべきでしょうか。
1. 祈りは神様に集中することです
祈りは神様に集中することです。一番先にみことばに集中しなければなりません。福音
の聖句を暗記しながらみことばを黙想することが最高の祈りです。みことばを握って祈る
とき、私を神様にささげられる祈りをするようになります。一日5分だけでもみことばを深
く黙想すると、神様がくださる答えを発見します。祈りは私の水準ではなく神様の水準で、
私の計画ではなく神様の計画を握ることです。祈りの奥義を体験すれば礼拝にも集中で
きます。
2. 祈りは神様の恵みによって私を変えることです
神様の前で私の考えと基準、心の傷と誤った刻印を捨てる祈りをすればよいです。これ
はただ神様の恵みによって可能です。神様の恵みが私に臨むと私を完全に変えることがで
きます。このとき私の限界を超える神様の力と聖霊の満たしを味わえるようになります。
3. 祈りはこの世を生かす道です
祈りの奥義を味わうと、神様が備えられた未来を見るようになります。暗やみの勢力に
満ちたこの世を生かす門が開かれるのです。また患難と苦しみは神様が備えられた計画
として見えて、この世を飛び越える霊的な力を受けるようになります。初代教会の信徒が
集まって祈るとき、神様がマケドニヤの門を開かれて、ローマ福音化の答えも与えられまし
た。このように祈りの奥義を悟るとき、私と家庭、教会が生かされて、全世界を生かす答え
を受けます。
大きくすばらしい祈りでなくても結構です。すべてを下ろしてただ神様の恵みだけを求めましょう。神様の
前で「ただ主を見上げます」と告白してみましょう。