伝道弟子の刻印
ローマ16:25~27 │ 私の福音とイエス・キリストの宣教によって、すなわち、世々にわ たって長い間隠されていたが、(25)
♬定刻礼拝のための讃美 102番 キリストにはかえられません
私たちも知らないうち、考えの中に不信仰が入り込んでくるときがあります。その結果、教会と現場 の中で葛藤が生じたりします。しかし、聖書ではそのようには語られていません。私たちが受けた福音 は世々にわたって長い間隠されていたが、今や現わされました。そして、世の終わりの日まで神様に栄 光をささげることが私たちの生活の目的です。伝道弟子として答えられるためには、なにを備えるべ きでしょうか。
1. 時刻表に対する刻印
伝道弟子が必ず知らなければならないことがあります。伝道と宣教は神様の時刻表の
中にあるということです。どんな不信仰が私たちの前にあるとしても、神様は確かに予定さ れたとおり救われます。また、私たちがささげる献金、伝道、宣教の献身は、しばらくとど まっていて消えていくものではなく、永遠なものです。過去と未来も神様にあります。伝道 弟子はこれに関する確信を持って今日を味わわなければなりません。
2. 人に対する刻印
福音の大切さを悟れば、苦労は苦労に感じられません。教会に仕える働き人も貴く見え
ます。また、救われた人が貴重であるということが刻印されると、神様の働きが起きます。 そうでなければ、教会にいる人たちを私たちの基準で罪に定め、試みにあいます。プリスキ ラとアクラ夫婦は宣教企業を立てて一生パウロを助けました。福音を伝えることこそ一番 価値があって永遠に祝福を受けることであるためです。人に対する正しい刻印を通して、こ の祝福を悟らなければなりません。
3. サタンに対する刻印
聖書は明らかにサタンの存在を語っています。この部分を確実に刻印していなければな
りません。教会で紛争が起きると一番喜ぶ存在はサタンです。サタンはイエス・キリスト の力の中にある教会を倒すことができないために、問題を与えてしきりに働きかけてきま す。伝道と宣教をするときも同じです。サタンに有益になりそうだったら譲歩して沈黙しな ければなりません。時には献身して人生をかけなければなりません。そのとき、神様は大 きな答えを与えられます。
フォーラムの主題
心と考えに刻印されたものが人生を左右します。私の心の中にはなにが刻印されていますか。神様に栄光 をささげる生活を過ごすためにはなにを刻印するべきでしょうか。
伝道弟子訓練メッセージ / 2013.2.26